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 1年生が道徳の授業を公開しました。指導者は市教委指導主事の浅間先生です。「いのちのアサガオ」のお話とお母さんからの手紙、追加資料として、あるお母さんの出産シーンを子どもたちに提示し、「命の大切さ」「命の重さ」「命は自分だけのものではないこと」をあらためて認識してほしいと願い授業を組み立てていました。子どもたちは「いのちのアサガオ」を読む担任を食い入るように見つめ、お話の世界に入り込みました。「どうして死んじゃったの?」「かわいそう」とつぶやく子どもたち。出産シーンの動画に対しては「お母さん苦しそう」「赤ちゃんに血がついてる」とつぶやき、無事に生まれたのが分かると自然に拍手が湧き起こりました。担任の問いかけに一生懸命考えて答え、自分の考えや思いを伝える子どもたちの姿が大変立派でした。浅間先生からは「子どもの発言は、すべての思いを表現できていないことが多いので、教師が【問い返す】ことが深い学びにつながっていく。道徳においては【問い返し】がとても重要」「経験も考えていることもすべて異なる32人の子どもたちが、担任の細やかな配慮によって集中して取り組んでいた」と教え、褒めていただきました。今後もお母さんのメッセージにあるように「精一杯生きていってほしい」という言葉の意味を考え実践させたいと思いました。

 今日は、巡回歯科保健事業として、歯科衛生士のお二方が2年生に「第一大臼歯」の大切さと正しい磨き方を教えに来てくださいました。第一大臼歯は歯の中で一番大きく、噛む力がとても強いです。初めて生える大人の歯で、噛み合わせの基本となる大切な歯です。別名「6歳臼歯」とも言われます。でも生え始めは柔らかくて虫歯になりやすいので、生えてきたら積極的な虫歯予防が必要になります。「鏡でお口の中をのぞいてみましょう!第一大臼歯はどれだか分かるかな?」「プラーク(歯垢)が残っていないか、ちゃんと磨けているか、色を付けて調べてみましょう」「(カラーテスターの袋を開けて)めっちゃいいにおい!」「第一大臼歯のべろ側とほっぺた側もぬってくださいね」「歯が真っ赤っかだよ」「べろも赤くなった」とやりとりが続きます。子どもたちは、ピンクに染まった歯を鏡で見ながら,教えていただいた通りに「歯ブラシを鉛筆持ち」して「小刻みに」動かしてブラッシングしていました。健康指導も発達段階に応じたタイミングが重要です。昨日は5年生にもご指導いただきました。歯科衛生士のお二方、ありがとうございました。

 ボランティア団体「あじさいの会」に所属する3名の講師先生が来てくださいました。1年生と2年生の学級代表児童が校長室に迎えに来てくれて、講師先生を教室へ案内してくれました。子どもたちは床に座り、講師先生の方に体を向けて、絵本に集中しています。物語の続きを予想して、ついつぶやいてしまう子がいたり、ページをめくるタイミングで、みんなで笑ったり驚いたりするクラスもありました。講師先生は校長室で「最近の子どもたちは、ゆっくり本を読まなくなってきたでしょうか」とお話しされていましたが、愛宕小の子どもたちは絵本に夢中になって聞いています。あじさいの会の皆様ののおかげです。いつもありがとうございます。現在「校内読書週間中」です。時代は変わっても、子どもたちは読み聞かせが大好きなようです。ぜひお家でもお子さんと一緒に本の世界に浸り、楽しい会話をしたり想像力を育んだりしてみてはいかがでしょうか。

 5年生が、五泉市小学校音楽交歓会に参加しました。さくらんど会館に到着した学校から、ステージでリハーサルをしていきます。それを興味津々で眺める子どもたち。どんな気持ちで見ていたのでしょう。すべての学校のリハーサルが終わり、いよいよ開演です。後ろには大勢の保護者や地域の方々が応援に、そして鑑賞に駆けつけてくださいました。ステージからの景色は子どもたちに相当なプレッシャーを与えたと思います。そんな中、4番手で登場した愛宕小学校の5年生は、練習通りの素敵な歌声を響かせてくれました。大きな拍手喝采をいただいてステージを降りる表情からは「終わった」「やり遂げた」という気持ちが感じられました。緊張感は、クラスの仲間と一緒にいることで和らいだと思います。学校を出発する前には、6年生から「きれいな歌声を届けてきて」「会場の雰囲気にのまれないで」「楽しんできてね」などのメッセージももらっていました。5・6年生が学校を代表して出掛ける時には必ず、窓ガラスにメッセージを張り出して応援し合っています。愛宕小のいい伝統です。5年生のみなさん、学習発表会が終わってもずっと続いた練習でした。本当にお疲れ様でした。

 11月6日(水)昼休み。児童会室で「代表委員会」を行いました。11月27日(水)に行う児童会祭り「愛宕っ子スマイルフェスティバル」について話し合っています。「各学級からいくつお店を出すのか?」「使用する教室はどこか?」「質問は?」の3つについて、各学級で話し合った結果を持ち寄り、代表の子どもたちが話し合っています。今日分かったことは「2年生以上の全学級から合計23ものお店が出ること」「普通教室だけでなく、多目的室や外国語ルームなどの特別教室も使うこと」です。「質問」としては「景品は作っても良いのか」「同じお店に何度も入って良いのか」「家から道具を持ってきて良いのか」が挙がり、みんなで起こりうるいろんなトラブルを想像して考えました。自分たちが楽しむお祭りなのでみんな真剣な表情です。こうしてみんなで守る「共通ルール」ができあがっていきます。

 6月に続いて今年度2回目の「いじめ見逃しゼロスクール集会」です。生活委員会の5・6年生が、用意周到に準備してくれて「学校紹介」をしたり、花束贈呈、お礼の言葉を述べたりなど、すべて仕切ってくれました。今回は新潟県の「いじめ見逃しゼロキャラバン事業」を活用し、外部講師として新潟お笑い集団NAMARAに所属されている森下英矢さんをお迎えしました。森下さんは、お笑いの仕事の他に、様々なテレビCMやアルビレックスの選手紹介の声のお仕事もされていて、それを実演してくださったのですが、声を耳にしたことがある子ども達は大興奮でした。本当に良いお声でした。講演では、「人はみんな違う考えをもっていて、それは当たり前であること」「違いを尊重する大切さと適切な接し方」を教えてくださいました。また代表の人がステージで「椅子とりゲーム」をしたのですが、それを通して「声を掛け合う大切さ」「頑張っている仲間を応援する大切さ」も教えてくださいました。最後に「お互いが気持ちよくなる声掛けをしよう、褒め合おう」と呼び掛けていかれました。子どもたちの多くが「椅子とりゲーム」に参加したかったようで、これから愛宕小で流行しそうです。森下さん、本当にありがとうございました。