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 冬休み前のラスト給食です。献立は「チキンライス」「コーンクリームスープ」「もみの木サラダ」「クリスマスデザート」「牛乳」でした。ケチャップライスはみんな大好きです。口の周りを真っ赤にして、細かく刻んだ鶏肉と玉ネギ、にんじんと枝豆をしっかり噛みながらいただくと思います。きっとおかわりの列ができるでしょう。スープはホワイトルウの塩味が丁度良く、濃厚とさっぱりの中間で、ふんだんに玉ネギが使われています。細かく切った玉ネギに、スープも旨味が吸収され、コーンとハムと一緒に食べるととてもおいしいです。サラダは、オリーブオイルと砂糖の甘みがよく分かります。高値のキャベツとブロッコリーをたくさん食べられてありがたいです。アーモンドのザクザクした食感もおししさを倍増させます。そして子どもたちが楽しみしていたデザート。チョコクリームが濃厚で、モカクリームがさっぱりした甘さでとてもよくできたケーキだと思いました。「この箱持って帰りたい」という低学年の子どもたちの顔が目に浮かびます。

 今日は冬休み前の全校朝会を行いました。暖かい服装で体育館に集合です。今日は子どもたちが有意義な冬休みを過ごせるように、生活指導部の職員が次のような話をしました。①計画的に過ごそう(宿題も自学も自分から進んでやる)②よく寝よう(時計を見て、メディアの使い過ぎに注意する)③安全に歩行しよう(雪道の車、屋根の雪にも注意する)④危険な遊びをしない(道路脇や駐車場にできた雪山で遊ばない)⑤家族の一員として仕事をしよう(お手伝い、元気なあいさつをする)などです。今年の冬は雪が多くなると言われています。雪の楽しさと怖さの両方を適宜話してあげてください。さらに、様々な感染症(新型コロナ、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎)が流行しています。基本的な感染予防対策の徹底をお願いいたします。子どもたちもご家族の皆様も、安全で健康で有意義なお休みをお過ごしください。

 明日はクリスマスイブです。子どもたちもウキウキしています。そんな中、村松商工会の皆さんが、サンタクロースと桜タマ吉を連れて来校されました。村松商工会からは、毎年子どもたち一人一人が文房具をいただいていました。今年はサンタクロースと桜タマ吉を引き連れて、10万円分のプレゼントをいただきました。子どもたちが遊べるようにトランポリン、虫取り網、将棋セット、ボードゲーム他いろんな知育玩具、気持ちを落ち着かせたり、気分を切り替えたりするための玩具などです。代表して6年生の2人が校長室で受け取りました。せっかくなので、校舎2階の教室を歩き回っていただきました。20分休みを各々で楽しんでいた子どもたちが一斉に集まり、「かわいい」「どうして学校にいるの?」「階段気を付けてください」「一緒に長なわやろう」などと声を掛け、腕を絡めて大変な騒ぎになりました。いただいたプレゼントはこれから子どもたちに紹介し、使い方も考えていきます。村松商工会の皆様、サンタさん、桜タマ吉さん、本当にありがとうございました。

 スマイル班(異学年縦割り班)で、冬を乗り越える花苗をプランターに植え付ける作業をしています。「お世話になった6年生の門出となる「卒業式」に、自分たちで世話した花を飾り、感謝の気持ちを表そう」と始めたものです。降雪で世界がモノトーンになる冬期間でも、カラフルな花の色で学校を飾ってくれるので、気分を上げるためにも効果があります。今週の月曜日から5日間、昼休みを使って毎日4~5班ずつ子どもたちが集まり、グラウンドポーチ(屋根付き)で協力して作業をしてくれました。「今日は最終日です。予備の余った苗ももったいないので植えたいと思います。ボランティアできる人は集まってください」と放送すると、気が利く子どもたちが数名来てくれて、上手にプランターに植え付けてくれました。「土の量」「苗をポットから外すやり方」「植える間隔」「穴の深さ」など、集まってくれた子どもたちの手際に良さはさすがだなと感心しました。

 明日12月21日は「冬至」です。1年の中で最も夜が長くなる日ですね。寒さも厳しくなる時期ですので、この日に合わせて、日本独特の食文化が引き継がれてきました。学校の給食も今日は「冬至」献立です。「ご飯」「星のコロッケ」「ほうとう」「ゆかりあえ」「冬至デザート」「味付けのり」「牛乳」です。「コロッケ」は星型になっていて、しかも外はカリッ、中はふんわりしっとり、味はほんのり甘いという、子どもたちが大好きな見た目と食感です。「ほうとう」は、冬至らしく、「ん」がつく野菜(だいこん、にんじん)やかぼちゃが入って、おしいい出汁と味噌味を油揚げが吸収して、「ほうとう」自体もやわらかくクニュクニュしてとてもおいしく、体も温まりました。「ゆかりあえ」はあっさり塩味で、しその風味がよく分かって、キャベツやきゅうりがシャキシャキしておいしかったです。「デザート」は、はちみつとゆずが融合した甘酸っぱさと、黄色く透き通った見た目が、子どもたちを喜ばせるでしょう。冬至に合わせて、献立を工夫してくださり、栄養士さんや調理員さんに感謝したいと思います。ありがとうございます。

 外はしんしんと雪が降り積もってきましたが、3・4年生は、あったかい生活科室で書き初め練習をしています。講師は月曜日に引き続き、田邊様にお越しいただきました。いつものように、まず実際に書いて手本を見せてくださいます。4年生からは「さすが先生」と声が上がります。そして注意すべきポイントを指導してから子どもたちに書かせます。歩き回りながら、気になるところを指摘し、具体的にどう書くと良いのか教えてくださいます。「元気よく大きく」「たっぷり墨をつけて」「【馬】は縦か先」「筆を立てて」「紙の上に膝を乗せて」「しっかり止める」「【しめすへん】と【ころもへん】の由来と書き順は…」「名前をバランスよく書く」など、たくさん教えていただきました。さらに、子どもたちが手際よく後片付けする姿や、墨で汚れた箇所を進んで掃除する姿、一人ずつお礼を言って教室に戻る礼儀正しい姿も褒めていただきました。今日教わったことを忘れずに、冬休みの家庭練習でも頑張りましょう。

 6年生が総合学習「キャリア教育」で職場見学に出掛けました。子どもたちの中にはすでに将来のことを想像し、大きな夢を抱き、その目標に向かって学習したり生活したりしている子がいます。一方「将来のこと」「働くこと」など自分が大人になった姿をイメージできない子もいます。そこで「様々な職業の良さや、そこで働く人の思いを知り、自分の将来の夢と、その実現のために今しなければならないことについて考え、これからの自分の生き方に活かしてほしい」と願い、今回「職場見学」に出掛けることになりました。子どもたちの感想を読むと「働く=お金を稼ぐ」だけではないことに気付いた子がたくさん出てきました。ご協力いただいた「花のマリヤ」様、「村松郵便局」様、「村松図書館」様、「城下町 釜飯 めだかの里」様、「さくらんど温泉」様、「さくらアリーナ」様、「ごせん桜アロマ工房」様、「ふるさと会館」様、「割烹 新瀧」様、に感謝申し上げます。寒い時期ですが、次は1月に「職場体験」に行く計画です。

 5・6年生が書き初め練習をしています。外部講師として、北日本書芸院 師範の田邊様をお迎えしました。田邊様には毎年お世話になっていますし、寺子屋で面識がある子もいて、子どもたちもよく知っています。最初に子どもたちを集めてお手本を書いて見せながら、課題手本の文字の特徴や気を付けることを教えてくださいます。その後は、子どもたちが練習する姿を見て回り、一人ずつ助言をしていきます。「たっぷり墨を筆につけなさい」「【の】の始筆とくるっと回すところを離しすぎない」「書き初め用紙の下に文鎮を置かない」「1枚できるごとに名前も書きなさい」「行儀良く正座して書かない。おしりを浮かして四つん這いになりなさい」「ひざで紙を踏んでもっと筆に近づきなさい」などなど。大きく元気よく書くためのアドバイスをたくさんいただきました。最後に、6年生に対して「中学校に行っても【書写】の時間はあるから、習字道具を捨ててはいけません」とご指導されました。今度は3・4年生が水曜日にお世話になります。よろしくお願いします。

 3年生は総合学習で「福祉」をテーマに学習しています。昨年に引き続き「目が不自由で盲導犬を利用」されている木村様をお迎えしました。「まず目を閉じてみてください。これが私の世界です」と子どもたちの興味関心を引き付けます。その後、生活を豊かにするための道具(針を触って時刻が分かる腕時計、音声でいろんなことを教えてくれるスマホ、趣味の読書のための点訳された本、歩道や駅のホームにある点字ブロック)のことを教えていただきました。そして外出する時のお話で、盲導犬が登場します。「このおかげでタクシーにもバスにも、電車にも船にも乗れます。市役所にもスーパーにもディズニーランドにも行ったことがあります」とお話しされ、子どもたちも驚いていました。「盲導犬ができるのは、危険を人に教えるために停止させること、危険物を避けること、左右や直進の指示を守ることなので【スーパーに連れて行って】と言ってもできません」「誘導してもらうために肩や腕につかまらせてほしいので、もし見かけたら【お手伝いしましょうか】と声を掛けてほしいです」ということなど、60分間お話しいただきました。子どもたちが真剣に静かに話を聴いてくれたので、木村さんは喜んでいらっしゃいました。私たちの回りには様々な人が暮らしていて、みんなが幸せに生活する権利があり、相手の立場や気持ちになって考えることが大切だと気付いてほしいなと思いました。

 今週末、新潟県の平野部にも初雪が降ると言われている中、5・6年生が防災教育を受けました。テーマは「雪による被害」です。愛宕小は総合学習で、「雪崩によって2度も生き埋めになった主人を助けたタマ公」のすごさについて学んでいます。そこでこの雪による被害についての防災教育は「タマ公防災教室」と称して、11年間続けてきました。講師は山川様と県新潟地域振興局新津地域整備部の方です。今回はあらためて新潟県の「雪の降り方」「冬の暮らし」「除雪作業をする人々と様々な機械」「刈田さんとタマ公の生活」などについて教えていただきました。「今まで最高の積雪記録は何メートルでどこに降ったか」「新潟県で8mを越える大雪が降ったのになぜギネス記録にならないのか」「昔の雪国の人が自給自足生活をする最大の理由は」等、子どもたちに考えさせながら、動画や画像、たくさんの資料をもとに分かりやすくお話しいただきました。途中、刈田さんとタマ公の動画が映し出されたとき、「本物だ」と子どもたちも職員も驚きました。雪による災害もありますが、「雪遊び」「雪を利用した観光」など「雪の楽しさ」もあります。雪国の住人として、雪とともに工夫して生活する知恵の大切さ、人間のたくましさを学ぶことができました。ありがとうございました。