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予定より少し遅れて、午後3時15分に到着しました。1日目の反省で、自主・自立を目指して、「何でもすぐ大人に頼らず、まずはしおりで確かめる」「話をしっかり聞く」ことがめあてだったようですが、それがとてもよくできていたと教頭先生から褒められていました。子どもから「この疲れは金曜日みたいだ」という声があったそうです。カヌーで上半身が相当疲れているかもしれません。家に帰ってゆっくりお風呂に入ってたっぷり寝て体力を回復させてほしいと思います。これで自然体験教室についての情報は終了します。

自然の家に帰り、着替えてさっぱりした子どもたちは、多目的ルームで一休みしました。みんなあっという間にカヌーが上手になりました。部屋は朝のうちにきれいに片付け、布団も決められた畳み方でまとめてあるので戻れません。しっかり体を動かしてお腹がぺこぺこな子どもたちは食堂に向かいました。少年自然の家での最後の食事です。

ちょっと休んで体力が回復したところで、第2ラウンド開始です。またまた協力してカヌーを運び出します。1回目で要領が分かった子どもたちは、誰のでもいいからペアで運び、水面近くにどんどんカヌーを並べていきます。カヌーに乗り込むといよいよ橋の下をくぐり・・・。コツをつかんだ子どもたちはすいすい進んでいきました。時折大粒の雨が降ってきましたが、子どもたちはカヌー体験を満喫したようです。

3年生のために、市商工観光課のお二人が講師としてお越しくださいました。現在、地域の宝である「村松公園」を調査中です。何度も脚を運び見学を通して、疑問や謎が生まれました。例えば、➀桜の木はいったい何本あるんだろう。②どうして神社があるんだろう。③なぜ鹿がいるんだろう。④大きな横穴は何に使ったんだろう・・・。子どもたちからは結局23個の疑問や謎が生まれ、自分たちでは解決することができず、その答えを教えに来てくださいました。一つ分かるとさらに深く質問したくなるものです。話を聞く子どもたちの目はきらきら輝いていました。

時折小雨が降る中でしたが、カヌー場の近くで、オールの漕ぎ方やバランスの取り方、曲がったり止まったりする方法、ひっくり返ってしまったときの対処法など、基本的な操作方法を学ぶことができました。子どもたちの飲み込みの早さには毎回驚かされます。とりあえず、第1ラウンド終了ということで、1回休憩を入れます。

雨が強くなってきたら避難したり休憩したりするということで、カヌー体験を実施することになりました。子どもたちは濡れてもいい服装に着替えて、バスとジャンボタクシーでカヌー場に移動しました。ここからは初めての経験をする子がほとんどなので、話をしっかり聞いて理解しようと努力しています。まずはみんなで使用するカヌーを力を合わせて運び出します。

おはようございます。少年自然の家2日目の朝です。昨日の疲れはとれたでしょうか。布団に横になり消灯とともに深い眠りに入った子もいれば、友達と一緒に寝るのが初めてで緊張と興奮でよく眠れなかった子もいると思います。今日の活動を充実させるために朝食をしっかりとってエネルギーを充填しましょう。昨日の良い天気から打って変わり、天気予報では午前中、雨が強く降る時間帯もあるとのこと。子どもたちが安全にカヌー体験できるかどうか、所員の方々と相談して決めます。

「少年自然の家での1日が終わろうとしています」のアナウンスから始まり、火の子、火の神、火の守が入場し、言葉を述べた後に分火していきます。最後の中央のしょく台に点火し、キャンドルファイヤーがスタートしました。「交歓の集い」では、輪になって元気よくマイムマイムを踊ったり、グループや全体でレクリエーションを楽しんだりしました。厳粛な雰囲気の「送り火の集い」ではキャンプの定番曲「今日の日はさようなら」を歌ってしっとりと終了しました。