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 大谷翔平選手のグローブを使える日がついに来ました。外は青空も見え、グラウンドには水たまりもありません。早速、使用簿に名前を書いた順にキャッチボールを始めました。「グローブ、かってぇ(固い)!」「やばい、捕りにくい」と感想をもらしながら、上学年の子達が使っています。思わず力が入り、変な方向に投げてしまった時は「ごめん」と謝っていました。掌の部分じゃなくて、ネットの所でキャッチするんだよとアドバイスが始まります。この人間関係づくりも大谷選手のねらいかもしれませんね。

 学校給食週間中は、校内に様々な掲示物が貼られているので、一部を紹介します。中央階段前には、子どもたちに給食を提供するためのお仕事をしてくださっている栄養士さん、食育推進員さん、調理員さんからのメッセージがあります。「食缶が空になって戻ってくるとそれが一番嬉しいプレゼントです」など。その下には、学校給食の献立の変遷が分かるようになっていました。明治22年は「おにぎり、塩鮭、菜の漬け物」。昭和30年は「コッペパン、ジャム、鯵フライ、サラダ、ミルク」。昭和60年、平成12年・・・と時代を象徴する献立に変わっていきます。

 その他、今日は給食時間中に5年生の子が給食作文を読みました。給食を作ってくださる方々への感謝と、震災で食べ物にも苦労している方もいるので、大事に残さず食べましょうと結んでくれたのが印象的でした。現地の方のことを想像できていて素晴らしいですね。

 今日の献立は「麦ご飯」「卵入り鶏そぼろ丼の具」「さわに椀」「ゆかり和え」「いちごっちタルト」「牛乳」です。鶏そぼろと卵、枝豆の組み合わせがよく、子どもたちも大好きです。おかわり必死ですね。ほんのり生姜が入っていて、食欲がどんどん増していきます。さわに椀は春雨、豚肉、かまぼこ、にんじん、ごぼう、えのきたけ、しいたけ、長ネギ、タケノコがすべて細長く千切りされていて、口に入れると、すべてが同じ向きに整列しているようで、食感が楽しいです。薄い味付けで、それぞれの食材の味がよく分かる椀物です。ゆかり和えは、キャベツともやしがシャキシャキして、赤シソの酸味がうっすらコーテイングされています。いちごっちタルトは、言わずもがな、子どもたちは大好きです。ゆっくり少しずつ大事に食べることでしょう。