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 令和6年度の研究主題は「互いに高め合い主体的に学ぶ子の育成(2年次)」です。変化が激しく、未来予測が困難な時代です。この子たちの目の前に様々な問題や課題が立ちはだかっても、主体的に、そして対話を通して、最適解を導き出して切り抜けなければなりません。そんな子どもたちに必要になる資質・能力を育むべく、愛宕小学校も授業改善に力を注いでいきます。今年は、国や県、市が推奨する「主体的・対話的で深い学び」「ICT機器の有効活用」の具現化、そして授業の中での「協働的な学び」と「個別最適な学び」の融合を目指します。まずは、研究主任が師範授業を見せ、その後の協議会で、今年度目指す授業を職員全員で共通理解しました。今後、他の教員も指導案検討、授業公開、協議会を積み重ね、授業改善を図っていきます。

 予定通り、午後3時30分に学校に到着しました。バスから降りてきた子どもたちの顔からは、さすがに疲労の色が見えました。初めての集団宿泊体験です。夜あまり眠ることができなかった子もいたはずです。でも、引率した職員からは「困ったらすぐ大人に頼らず、しおりで調べたり、仲間に相談したりすること」「様々な活動を通して、仲の良さが伝わってきたこと」「大勢が気持ちよく生活するためには、我がままを言わずに、がまんすることも大事。それができていた」などと褒めてもらいました。

 さあ、家に帰るまでが自然体験教室です。家に帰ったら、ゆっくりお風呂に入って、たくさんお家の人に思い出を報告し、たっぷり寝て、体力を回復させてほしいと思います。以上で自然体験教室についての配信を終了します。

 カレーライスができあがりました。ベストな丁度良い「とろみ」を出した班もあれば、ドロドロ系カレーの班、反対にさらさら系カレーの班と様々です。「水が少なかった」「火力が強すぎて水分が蒸発した」「水が多かった」などなど、原因を分析する子もいると思いますが、今日は自分たちが作ったカレーが1番。世界でたった一つのカレーです。最高においしいのです。そう思いましょう。そして力を合わせた仲間に感謝しましょう。

 過ごしやすい天候の中、「苦労」と「満腹感」を味わうことができました。お疲れ様でした。この後は片付けです。鍋についた「こげ」「すす」との格闘が始まります。みんな、頑張って。

 子どもたちの活躍がたくさん見られそうな「野外炊さん」です。「かまど」は火の調節、「炊事場」は水の調節がポイントです。「ものの燃え方」は6年生理科の学習内容ですので、5年生の子どもにとっては未知の世界です。「空気(酸素)の大切さ」を知りません。火種になる木をたくさんくべても、並べ方、置き方によってはすぐに消えてしまいます。また、家庭科では、まだ「ゆでる」調理法しか学習していません。しかも包丁やピーラーの使い方、食材の合理的な切り方もよく分からない状態で、この活動に挑戦しています。今回は、経験をしながら学ぶという流れになります。分からないのが当たり前なので、人に教えてもらう、分からなかったら質問するという力が必要ですね。経験のある友達にどんどん教えてもらいましょう。そして、力を合わせて、大きなけがをしないで、おいしいカレーライスができるように頑張りましょう。

 2日目の朝です。おはようございます。みんな元気です。子どもたちは6時に起床し、寝具を片付けたり、健康観察をしたり、荷物をまとめたりと大忙しです。その後、6時30分からの「朝の集い」に参加し、涼しい曇り空の下、ラジオ体操をして心と体を完全に覚醒させます。7時25分には食堂に集合し、再び活動班ごとに朝食をいただきました。献立は「ご飯」「味噌汁」「オムレツ」「ニラまんじゅう」「葉の花のおひたし」「根菜ひじき煮」「おかかふりかけ」です。この後は、2日目のメインイベントである「野外炊さん」です。力を合わせて、自分たちのお昼ご飯を作りましょう。

 昨日の続きです。夕食の後は、1日目の集大成「夜の集い~キャンドルファイヤー~」です。みんなで円を作り、中央の燭台を見つめます。おごそかな雰囲気の中、「火の神」「火の子」「火の守」が入場し、円の中をゆっくりと1周します。火の神が、火の歴史や素晴らしさについて語り、いよいよ4人の火の守が燭台を囲みます。4人は「勇気」「友情」「希望」「成長」という大切なキーワードを分担し、自分たちが目指すべき姿を語り、それに向かって努力することを誓い合いました。その後、4人が中央の燭台に点火し、辺りが明るく光り輝き始めました。とてもきれいでした。  儀式的な時間が終わり、その後は、クラスの絆を深める楽しいゲームの時間です。「ハンカチ落とし」「イントロクイズ」、そして最後に「マイムマイム」を踊って盛り上がりました。途中、スペシャルゲストとして2年時の担任の「橋本先生」が登場し、さらにみんなの気持ちが上がりました。橋本先生、サプライズ出演ありがとう。

 この後はお風呂に入って「1日の振り返り」「室長会議」「荷物の整理」をして22時に就寝です。今日の疲れをとり、明日の活動で再び最高のパフォーマンスを見せるためにも、しっかり眠ってほしいです。おやすみなさい。

 カヌーの後は、自然の家で着替えをし、夜のキャンドルファイヤーの準備をしたり、寝具係を中心に各部屋のベッドメイキングをしたり、そして大切な荷物整理をしたりして過ごしました。17時30分の5分前に食堂に移動し、活動班ごとに夕食をいただきました。メニューは「しめじご飯」「中華スープ」「フライドチキン」「フライドポテト」「蒸し野菜」「キャベツのツナあえ」「五目豆」「プリン」です。和洋中の豪華メニューです。疲れ気味だった子どもたちも元気を取り戻しました。1日を振り返りながら、会食を楽しんでいます。

 本日の自然体験教室についての配信はここまでといたします。この後のキャンドルファイヤー等については明日の配信でご覧ください。

 そよ風が気持ちいい中、「胎内川」の河口で、子どもたちが待ちに待っていた「カヌー体験」を始めました。最初に職員の話をしっかり聴いて、カヌーの乗り方や安全対策を学びます。そして、いよいよ入水です。他校の人達とも協力し合って、巨大なカヌーを川へ押し出します。子どもたちは緊張した面持ちで出発していきました。次第に慣れてきて、最初の顔が嘘のように笑顔に変わり、「すげえ」「気持ちいい」などの声が聞こえてきます。全員が「前進」「方向転換」「バック」の方法を学び、とても上手になりました。最後、川から丘に上陸する時も再びみんなで協力し合いました。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。「もう一回乗りたい」という声もたくさん聞こえますが、次のイベントが待っているので、カヌー体験はここで終了です。

 グラウンドゴルフで汗をかいた後は、楽しみにしていた昼食です。メニューは「中華丼」です。写真をご覧ください。子どもたちは「熱っ!」と言いながらも、満面の笑みを浮かべながらほおばっています。活動班ごとに会話も楽しんでいます。栄養補給と水分補給をしっかりして、午後の「カヌー」体験は準備万端のようです。

 晴天の下、最初の体験活動です。広々とした芝生の上で、活動班ごとにグラウンドゴルフを始めました。全部で12のポスト(ゴルフで言うと12ホール)を回ります。気を付けることは「スティックは腰の高さより上に振り上げない」「みんなで得点を計算し、班長がカードを提出する」です。この得点によって順位が決定します。子どもたちからは「惜しい」「ホールインワンだ」など、いろんな声が聞こえてきます。