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 朝8時10分。予定より少し早いです。さすが5年生。今朝は5年生全員が登校し、無事に「出発式」をすることができました。子どもたちの司会進行で、すべての活動が始まり、そして終わります。自分たちで立てたスローガン「自分で考えて行動し、助け合って、スマイルいっぱいな自然体験教室にしよう!」を達成すべく、少年自然の家に出発しました。梅雨時にもかかわらず、天気予報は申し分ありません。逆に熱中症が心配です。水分補給を適宜とりながら、様々な体験を楽しみ、心も体もたくましくなって帰ってきてほしいです。行ってらっしゃい。

 6月は「いじめ見逃しゼロ強調月間」です。子どもたちが「いじめ問題」に正対し、自分事として考え、主体的に取り組むことができるように工夫しています。1つは「新潟県SNS教育プログラム」の実施です。子どもたちは、各学年の発達段階ごとにプログラムされた「人間関係づくり」「コミュニケーション能力の向上」「正しいSNSの利用の仕方」等を「学級活動」の時間に学びます。2つ目は、各学級で「いじめ見逃しゼロ」にするための方策を考え話し合い、クラスの合言葉的な標語にまとめます。今朝の児童朝会で、各学級の代表がこれを発表してくれました。3つ目は、生活委員会の子達が、「このケースは【いじめ】になりますか」と様々なシチュエーションを紹介し、クイズにして出題してくれました。「えっ、それもいじめになるの?」とあらためて学び直しをしている子もいてとても勉強になったと思います。

 梅雨に入ったようですが、雨が降らず、気温は高くて蒸し蒸ししています。青いプールに入る子どもたちは、とても気持ちよさそうです。今日は、力を抜いたよい姿勢をキープしてバタ足で泳ぎ、できるだけ足をつく回数を減らして、自由形を中心に泳いでいました。新型コロナが明けて水泳授業にも細かな規制がなくなり、私たちも子どもたちの泳力を向上させることに集中できるようになりました。目の前の子どもたちが確実にスキルアップするために、丁寧に指導をしていきます。

 5・6年生が令和6年度1回目の水泳授業をしています。水に入っている間はいいのですが、上がると少し寒いというコンディションでした。そんな中、今日はいかに力を抜くか、脱力して浮力を増すか、それを水泳に生かす、というねらいで練習しました。最後はみんなで巨大な渦巻きを作り、脱力するという練習でした。子どもたちは流れるプール状態なので、楽しそうにぐるぐる回っていました。今年は全学年が「着衣泳」の指導も受けます。夏休みなど、川遊びを経験している子どもが非常に多いという実態が分かったので、指導計画に追加しました。脱力してぷかぷかと浮く練習がきっと生きると思います。

 令和6年度の水泳授業がスタートしました。一番乗りは3・4年生です。プールのブルーがとてもきれいです。3年生は、去年まで小プールで「水遊び」を学習していました。だから今年初めて学校の「大プール」に入ることになります。怖がらずに入水できた3年生はすごいなあと思いました。先生が「次は頭まですっぽり潜って、向こう岸まで歩いて行こう」と課題を出すと3年生は「きゃー」とリアクションします。一方4年生は「水泳」学習経験者です。先生に頼まれて、イルカ潜りの手本を見せて、拍手をもらったり、上手だねと褒められたりする子もいました。初回ですので、基本的な学習ルールである「話をよく聴くこと」「上がったらバディで、確実に人数把握をすること」「校内に戻る前に、体の水滴をよく拭くこと」などを確認し、去年の学びを思い出して実践していました。

 6月の全校朝会です。今月行われた「五泉市小学校親善陸上競技記録会」で、入賞した6年生児童の表彰式を行いました。男子は、100mで2位と8位に、80mハードルで5位と10位に、走り幅跳びで3位に、4×100mリレーで1位に入賞しました。女子は、100mで1位と6位に、80mハードルで2位と8位に、走り幅跳びで2位に、4×100mリレーで1位に入賞しました。リレーの優勝カップを授与される様子を、5年生以下の子どもたちが「すごいなあ」という表情で見ていました。この結果は、普段の体育の授業や学校外の運動クラブなどで一生懸命取り組んできた成果だと思います。と同時に素晴らしい成績を収めた人だけでなく、6年生全員が一丸となって、「自己新記録を出す」「自分たちが愛宕小の代表だ」と同じ思いで取りくんだ結果だと思います。6年生の皆さん、本当によくがんばりましたね。お疲れ様でした。

 今週は30℃超えの夏のような日が続いています。教室も、朝からクーラーを稼働させています。子どもたちは、廊下の各所にある「熱中症対策の温度計」を確認し、帽子をかぶり水筒を持って休み時間を元気に過ごしています。そんな中、毎朝、環境ボランティア委員会の子どもたちが、玄関までの通路に飾られたプランターの花たちに水やりをしてくれています。この暑さなので、夕方には葉っぱがしなだれてくるので、毎朝たっぷりやらなくてはなりません。じょうろだけでは追いつかないので、散水ホースも使って頑張っています。一方、中庭では、1・2年生が生活科でお世話しているアサガオと野菜の苗に水やりをしています。2年生の子が「ミニトマトの赤ちゃんができたよ」「私のピーマンこんなに大きくなったよ」と教えてくれました。暑い中でも、ちゃんと植物の世話ができるやさしい子どもたちです。

 4年生が総合学習でトゲソの学習を始めました。外部講師として「NPO法人 五泉トゲソの会」から2人の専門家の方をお招きしました。まずは「トゲソの一生」を2人で紙芝居形式で役割演技をしながら分かりやすく教えてくれました。これでまず、トゲソが1年しか生きられない貴重な魚だと理解しました。そして、今年新たな卵や稚魚が産まれなかければ絶滅してしまうことも分かりました。その後、トゲソにまつわる問題がたくさん出題されます。トゲソの正式名称は?。トゲソはどんな環境を好む?。日本全国ではどんなふうに呼ばれている?。またファーブル昆虫記にもトゲソの記事が載っていることや、トゲソの生活を観察して大発見した人がノーベル賞に輝いた実話も披露してくださいました。子どもたちにとっては初めて耳にすることがたくさんあり、手元のプリントには、ぎっしりとメモが書かれていました。今度は、教室を飛び出して「トゲソの里」で本物を見ながら学習してきます。

 6月6日(木)放課後。6月下旬から水泳授業が始まるのに備えて、職員研修として「救急法講習会」を行いました。講師は五泉市消防署村松分署の方です。分署が学校のすぐそばにあるので、大変心強いのですが、最初の対応は職員が行います。「1分1秒を争うので、先生方は毎年講習を受けていると思いますが、知識や技術を思い出してやっていきましょう」とお話がありました。今回は、万が一の事態に備えて「心臓マッサージ」「AEDを使った心肺蘇生法」そして、子どもが食べ物をのどに詰まらせるというニュースも耳にするので、それへの「対処法」も教えていただきました。ご多用の中、丁寧にご指導いただいた署員の方に、この場を借りて感謝申し上げます。