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 9月なのに今日は再び猛暑がやってきました。でも1年生は元気に外の畑で活動しています。今日は「さつまいも掘り」です。植えるときに教えていただいた「愛宕っ子をはぐくむ会」と「はつらつマザーズ」「保護者ボランティア」総勢16名の皆様をお迎えして行いました。子どもたちは、まず、さつまいものつるを引っ張る作業からスタートです。「せーの」「一緒に持って」「力持ち!すごいねえ」と言う声があちらこちらから聞こえてきます。汗だくになりながら、最後まで力を合わせて思いつるのかたまりを運んでいる子達がいました。大変素晴らしかったです。その後は、リースにするために、つるから葉っぱを取り除きます。長いつるを一人一人が確保し「反対に折るとすぐポキッと外れるよ」と早くもコツをつかんで教えてくれた子がいました。葉っぱを取り除いたつるは、はつらつマザーズの皆さんが、子どもたち一人一人のために、丸くきれいな輪っかに仕上げてくださいました。ありがたいですね。そしていよいよお待ちかね。さつまいも掘りです。土から茎のかたまりがにょきっと出ている所をめがけて、手とスコップでただひたすらに掘りました。「おっきい」「いったいどこまで続いてるの」「折るなね」「見て、顔より大きい」「まだこっちにさつまいもが残ってるはず…」などと楽しそうな声がたくさん聞こえてきました。どれくらい獲れたかは写真から想像してください。大変でしたが1年生がワクワクして感動する体験、思いを伝えたくなる体験をさせてくださった皆様に感謝いたします。

 今日は、3年生が総合学習で「忠犬タマ公」の勉強をしています。学校を出発し、村松高校前のタマ公資料館に向かいました。まずは施設を運営していらっしゃる野崎様から、「もともと川内にあったタマ公のお墓がこの場所にある理由」等を教えていただきました。次に伊藤様から、タマ公の歴史(タマ公が二度にわたって雪崩で生き埋めになった飼い主の刈田さんらを助け出した話、刈田さんとタマ公の日常生活の様子)や、タマ公委員会を立ち上げたわけ、タマ公の銅像についてのお話をしていただきました。その後、刈田さんのお墓がある永谷寺のご住職、吉原様からは「恩」という言葉の意味と「タマ公が刈田さんを救おうとした時の気持ち」について想像し、深く考える良い機会をいただきました。子どもたちは、タマ公に関するたくさんのことをメモし、知識を増やしていきました。その後は、タマ公のお墓参り、タマ公資料館の見学、タマ公のお墓や銅像、祈念碑などの掃除をしたりしてきました。子どもたちの探究活動はまだまだ続きます。子どもたちの心に響くお話をたくさんしていただいた講師の皆様、本当にありがとうございました。

 今週は3年生があいさつ運動を展開しています。朝8時になると、自作の「のぼり旗」「たすき」「はちまき」などを装備して各教室を回り始めます。「○年○組のみなさん、おはようございます」と声を揃えて元気な声であいさつしていきます。「お昼の放送で、【何年生のあいさつが良かった】だけじゃなくて、【誰のあいさつが良かったか】も発表できるようによく見てきてね」と担任からアドバイスがあり、子どもたちは一人一人のあいさつのできばえを観察しようと意気込んでいました。今日は、職員室にもあいさつに来てくれました。明日は、給食室の調理員さんたちにも窓越しにできるといいなと思います。あいさつしてもらうと嬉しくなるし、あいさつすると自分も元気になることを再確認してほしいです。

 6年生が体育学習でダンスを踊っています。講師に中澤先生をお招きしましたが、「ヒップホップ感」が昨年よりパワーアップしている気がします。激しい動きを6年生に要求するのですが、それに子どもたちがついていっていました。驚きです。「6年生だから、この2時間で集中して憶えてしまうね、すごい」「最後、曲を流して通すよ。近くの子で気合いを入れて【いくぞ!イエーイとハイタッチして】」など、子どもたちをその気にさせるパワーワードがたくさん聞こえてきます。子どもたちは休憩のたびに水分補給し、扇風機の前に集まります。中澤先生はいっさい風に当たりに行きません。常に体を動かしノリノリで歩き回っています。このパワフルさも子どもたちのお手本になっているようです。

 児童会の「生活委員会」と職員の「生活指導部」がコラボして、新しい「あいさつ運動」を企画してくれました。昨年までは、児童玄関に立って全校を出迎え、あいさつ運動をしていたのは「生活委員会の5・6年生だけ」でした。自分からできる子もたくさんいるのですが、中にはあいさつをされても返せない子もいます。そこで「全員が自分からあいさつができる子になってほしい」「多くの人からあいさつを受ける気持ちよさを感じてほしい」という思いから、学年ごとに1週間玄関に立って「全校のあいさつリーダーになってみよう」、その際は、「学年で必要なあいさつグッズ(旗やたすきなど)を自作していいですよ」、そして「【いいねカード】に頑張っていた人のことを書いて褒め合おう」という計画を立ててくれました。今週は5年生が先頭を切って頑張りました。学校前の交差点まであいさつが聞こえるほどでした。全校の子どもたちがどう思ったのか「振り返り」を読むのが楽しみです。

 全校が体育館に集合しました。まず産休・育休に入る松井先生とのお別れ会と、代替の大関先生に「昨年度に続いてまたよろしくお願いします」の会を行いました。続いて、環境・ボランティア委員会の子どもたちが、「花クイズ」をしてくれました。せっかく大切に世話している草花なので、その名前や葉の形などをクイズ形式にして知ってもらおうと企画してくれました。次に運営委員会の子どもたちが、暑さに負けず、室内で大勢で体を動かして遊びませんかと投げ掛け、「こんな遊びを計画してますよ」と、誘ってくれました。最後は生活指導部から9・10月の生活目標についてのお話です。めあては「仲良く遊び、体を鍛えよう」です。春に行ったスポーツテストの一人一人の結果が出たので、それをもとに、自分の体力面の長所と短所を把握し、自分が伸ばしたい「体力の要素」を決めて、休み時間や体育の時間に運動に取り組んでみようという内容です。誰かにやらされるのではなく、自分から課題を見つけて、それを克服し、それによって自己肯定感を高めるというねらいで取り組みます。熱中症に気を付けながら、「知・徳」の土台となる「体力」も向上させましょう。

 グラウンドの雑草が伸びてきて、「サバンナ」状態でした。草が伸びると、蚊やブヨも集まってきます。管理員さんが機械と手作業で除草作業をし、さらに子どもたちと職員で、休み時間や掃除の時間を使って草取りをしていました。ただ暑い時期に長時間草取りをすることで熱中症になる危険性があり困っていました。そこで今年はPTAの活動に組み入れ、週休日の朝にグラウンド除草作業を行いました。土曜日の朝にもかかわらず大勢の方が集まり、作業をしてくださいました。おかげで、安心してグラウンドでの体育や遊びに集中することができます。PTA校外生活部の皆様、保護者の皆様、子どもたち、本当にありがとうございました。

 8月29日(木)~30日(金)の2日間、村松桜中の2年生10人が職場体験に来ました。生徒達の夢を尋ねると、「小学校の先生」「大工」「プロスポーツ選手」「保育士」「トリマー」「エステティシャン」「公務員」などと教えてくれました。まだ決まっていないけど「社会の役に立つ人になりたい」と答えてくれた生徒もいました。授業中に困っている子のそばに行き、話を聴いてアドバイスをする子、「こんな問題やったっけ?」と小学生時代を思い出し、「子どもたちに教えるには自分が問題を解けないと・・・」と答えを導き出してから机間巡視する子、担任に頼まれて教材を製作する子・・・とみんな考えながら一生懸命仕事をしてくれています。中学校から期限付きでマンパワーを借りることができて本当にありがたいです。一日の終わりには、自己の振り返り活動にじっくり取り組んでいました。

 資源の乏しい日本にとって、一番の財産は「人」「人材」です。教育は未来をつくる人を育てる魅力ある仕事だと感じてもらえるように、職員も張り切っています。

 子どもたちにおもしろい体験をさせたい。地域で活躍している方と子どもたちを引き合わせたい。そんな願いを聞き入れて、ボランティアとして登録してくださったのが、本日(8月29日)お越しくださった平山様です。平山様は、手織り作品づくりを楽しむとともに、各種展覧会に出品し表彰されている方です。「昼休みに手織り体験ができます。興味のある人は会議室に集まってください」と放送すると、たくさんの子どもたちが集まり、作品を鑑賞したり手織り機の扱い方を教えてもらって、ほんの数㎝ですが、きれいな織物を作ったりすることができました。大きな作品を見た子が「完成するまでにどれくらいかかったんですか」と尋ね、「1年間かかりました」と教えてもらうと目を丸くして驚いていました。今後は、クラブ活動の講師としてお迎えし、子どもたちに教えてもらう予定です。

 子どもたちが夏休みに取り組んだ自由研究や工作、コンクールに出品しようと頑張った絵画や毛筆・硬筆等を廊下に展示しました。貯金箱、身近な物で作った物語の挿絵、お城の模型、昆虫の標本、観察記録、オリンピックの考察、身近な不思議を解決しようと取り組んだ実験と考察などなど、アイデアと工夫と努力が詰まったたくさんの作品が並んでいます。今後、全校で鑑賞し「いいねカード」を交換し合い、子どもたちの自己肯定感を高めたいと考えています。校内夏休み作品展は9月5日(木)まで開催しています。このうち、科学作品は9月7日~8日に開催される市科学作品展に出品します。科学研究は10月1日に開催される市科学研究発表会で披露することになります。