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 9月30日(月)今週からは、1年生が「あいさつ当番」を頑張っています。玄関の中央階段前に1列に並び、教室に向かうお兄さんとお姉さんに向かって、一人一人が「おはようございます」と声を掛けています。先週は6年生だったので、それと比べると明らかにあいさつの声が甲高くて、周波数も高く感じられます。その声の高さと元気の良さ、そしてけなげさに、靴を履き替える高学年の子どもたちが、にこっと笑みを浮かべているのが印象的でした。

 9月27日(金)下越教育事務所プロジェクト訪問(中学校区訪問)が行われました。村松桜中学校区の小・中学校から17名の先生方にご参加いただき、当校職員と合わせて31名で授業研究を行いました。指導者として、下越教育事務所からは奥山指導主事、五泉市教育委員会からは浅間指導主事にお越しいただきました。授業公開をしたのは、2年2組の清野先生(算数)と、4年1組の佐藤先生(総合)です。この日に至るまで、下学年部と上学年部に分かれて、指導案検討を重ねてきました。子どもたちが先の見えない時代を生き抜けるように、そして「主体的・対話的で深い学び」の具現化を目指して、「学習課題・見通し・自力解決・情報の共有・まとめ・振り返り」までの学習過程について吟味してきました。子どもたちも緊張した面持ちでしたが、課題を自分ごととして捉え、素直に考えを述べ、人の話に耳を傾け、集中して取り組んでいました。参観された先生方と指導者の先生方から、たくさんの賞賛の言葉と、さらに魅力的な授業にするための具体的な方策をご教授いただきました。誠にありがとうございました。

 今週は6年生があいさつ運動を頑張っています。これまで2・3・5年生が、学年なりのやり方で取り組んでくれました。それを見てきた6年生です。さらに工夫できないかと考えてくれたのでしょう。「玄関内にずらっと全員が並ぶ必要はあるのか」「朝だけやればいいのか」という問題意識を持ったのだと思います。6年生は、朝、全校児童が通過するポイントを選び、外のバス停付近、玄関前(外)、中央階段前、他の階段付近などに、6人くらいのグループに分かれて、のぼり旗や垂れ幕を持ってあいさつ運動を展開しています。また昼休みには、音楽が流れる間、すれ違う人と「ハイタッチ」をする運動も行っています。それぞれの学年が主体性をもって、自分たちが考えた取組を実践し、振り返りをしながら、人間関係づくりを学ぶことができています。

 来月、縦割り班での「スマイルウォーク」を行います。昨年度は「南公園」が目的地でした。このコースは日陰がないので、直射日光を浴びながら、単調な一本道を全校で行進する形になり、精神的に非常にタフさが求められます。そこで今年度は、次のようなねらいを加えました。「城下町村松の特徴を知ろう」です。目的地を「城跡公園」に変更し、村松地区の旧町名看板を巡り、仲間と協力してクイズに答えながら歩く「ウォークラリー」形式にしました。城跡公園では班ごとにお弁当を食べたり遊んだりする計画です。歩くコースについては、6年生のタブレット内に動画があり、それと地図を見ながら、みんなで助け合って歩くことになります。今朝は、縦割り班ごとに集まって、「班のめあて」「班の遊び」「係分担」「並び順」などを決めました。遊びは「かくれんぼ」や「だるまさんが転んだ」が多いようです。先週、職員でコースの下見をしましたが、クネクネしておもいしろい道です。さすが城下町です。車に気を付けて、迷子にならず、助け合ってゴールする姿を期待しています。

 今週は2年生が「あいさつ運動」に取り組んでいます。のぼり旗を持ったり、はち巻きをしたりして、毎朝、児童玄関で全校児童を出迎えます。バス通学の子どもも、教室に荷物を置くと、すぐに駆けつけて加わります。明るく元気で大きな「おはようございます」の声が廊下だけでなく玄関外にまで響いています。全校児童が到着したので終わりかと思うと、今度は2階に上がり、全ての教室前で「○○年生のみなさん、おはようございます」と挨拶して回っています。今日までの自分の取組を振り返って、来週からのあいさつに活かして欲しいです。

 今年も、授業中の教室に不審者が侵入したという想定で避難訓練を行いました。昨年度との変更点は、隣接学級児童の避難の仕方です。昨年は、廊下に面する扉を閉め施錠し、不審者の進入を阻止して、落ち着いてから避難させました。しかし「施錠しても不審者が簡単に蹴破って進入できてしまう」という弱点があるため、今年は隣接学級児童も急いで避難させ、不審者が進入したクラスには学級担任を含めた大勢の職員が応援に入る体制にしました。今日は、6年1組にスクールガードリーダーの方が不審者役として侵入しましたが、担任が果敢に対峙し、子どもたちは急いで階下に向かって職員室に情報を伝えてくれました。そのおかげで全校の避難も、不審者の制圧も短時間でできました。スクールガードリーダーさんからは、登下校中に不審者にランドセルを捕まれた時と腕を捕まれた時の適切な逃げ方、そして「いかのおすし」だけでなく、「距離をとる」「後ろに気を付ける」「早めに帰る」という基本的な行動についても教えていただきました。災いは忘れた頃にやってくると言われます。来年もさらに改善して訓練を行っていきます。

 9月なのに今日は再び猛暑がやってきました。でも1年生は元気に外の畑で活動しています。今日は「さつまいも掘り」です。植えるときに教えていただいた「愛宕っ子をはぐくむ会」と「はつらつマザーズ」「保護者ボランティア」総勢16名の皆様をお迎えして行いました。子どもたちは、まず、さつまいものつるを引っ張る作業からスタートです。「せーの」「一緒に持って」「力持ち!すごいねえ」と言う声があちらこちらから聞こえてきます。汗だくになりながら、最後まで力を合わせて思いつるのかたまりを運んでいる子達がいました。大変素晴らしかったです。その後は、リースにするために、つるから葉っぱを取り除きます。長いつるを一人一人が確保し「反対に折るとすぐポキッと外れるよ」と早くもコツをつかんで教えてくれた子がいました。葉っぱを取り除いたつるは、はつらつマザーズの皆さんが、子どもたち一人一人のために、丸くきれいな輪っかに仕上げてくださいました。ありがたいですね。そしていよいよお待ちかね。さつまいも掘りです。土から茎のかたまりがにょきっと出ている所をめがけて、手とスコップでただひたすらに掘りました。「おっきい」「いったいどこまで続いてるの」「折るなね」「見て、顔より大きい」「まだこっちにさつまいもが残ってるはず…」などと楽しそうな声がたくさん聞こえてきました。どれくらい獲れたかは写真から想像してください。大変でしたが1年生がワクワクして感動する体験、思いを伝えたくなる体験をさせてくださった皆様に感謝いたします。

 今日は、3年生が総合学習で「忠犬タマ公」の勉強をしています。学校を出発し、村松高校前のタマ公資料館に向かいました。まずは施設を運営していらっしゃる野崎様から、「もともと川内にあったタマ公のお墓がこの場所にある理由」等を教えていただきました。次に伊藤様から、タマ公の歴史(タマ公が二度にわたって雪崩で生き埋めになった飼い主の刈田さんらを助け出した話、刈田さんとタマ公の日常生活の様子)や、タマ公委員会を立ち上げたわけ、タマ公の銅像についてのお話をしていただきました。その後、刈田さんのお墓がある永谷寺のご住職、吉原様からは「恩」という言葉の意味と「タマ公が刈田さんを救おうとした時の気持ち」について想像し、深く考える良い機会をいただきました。子どもたちは、タマ公に関するたくさんのことをメモし、知識を増やしていきました。その後は、タマ公のお墓参り、タマ公資料館の見学、タマ公のお墓や銅像、祈念碑などの掃除をしたりしてきました。子どもたちの探究活動はまだまだ続きます。子どもたちの心に響くお話をたくさんしていただいた講師の皆様、本当にありがとうございました。

 今週は3年生があいさつ運動を展開しています。朝8時になると、自作の「のぼり旗」「たすき」「はちまき」などを装備して各教室を回り始めます。「○年○組のみなさん、おはようございます」と声を揃えて元気な声であいさつしていきます。「お昼の放送で、【何年生のあいさつが良かった】だけじゃなくて、【誰のあいさつが良かったか】も発表できるようによく見てきてね」と担任からアドバイスがあり、子どもたちは一人一人のあいさつのできばえを観察しようと意気込んでいました。今日は、職員室にもあいさつに来てくれました。明日は、給食室の調理員さんたちにも窓越しにできるといいなと思います。あいさつしてもらうと嬉しくなるし、あいさつすると自分も元気になることを再確認してほしいです。

 6年生が体育学習でダンスを踊っています。講師に中澤先生をお招きしましたが、「ヒップホップ感」が昨年よりパワーアップしている気がします。激しい動きを6年生に要求するのですが、それに子どもたちがついていっていました。驚きです。「6年生だから、この2時間で集中して憶えてしまうね、すごい」「最後、曲を流して通すよ。近くの子で気合いを入れて【いくぞ!イエーイとハイタッチして】」など、子どもたちをその気にさせるパワーワードがたくさん聞こえてきます。子どもたちは休憩のたびに水分補給し、扇風機の前に集まります。中澤先生はいっさい風に当たりに行きません。常に体を動かしノリノリで歩き回っています。このパワフルさも子どもたちのお手本になっているようです。