今年も、授業中の教室に不審者が侵入したという想定で避難訓練を行いました。昨年度との変更点は、隣接学級児童の避難の仕方です。昨年は、廊下に面する扉を閉め施錠し、不審者の進入を阻止して、落ち着いてから避難させました。しかし「施錠しても不審者が簡単に蹴破って進入できてしまう」という弱点があるため、今年は隣接学級児童も急いで避難させ、不審者が進入したクラスには学級担任を含めた大勢の職員が応援に入る体制にしました。今日は、6年1組にスクールガードリーダーの方が不審者役として侵入しましたが、担任が果敢に対峙し、子どもたちは急いで階下に向かって職員室に情報を伝えてくれました。そのおかげで全校の避難も、不審者の制圧も短時間でできました。スクールガードリーダーさんからは、登下校中に不審者にランドセルを捕まれた時と腕を捕まれた時の適切な逃げ方、そして「いかのおすし」だけでなく、「距離をとる」「後ろに気を付ける」「早めに帰る」という基本的な行動についても教えていただきました。災いは忘れた頃にやってくると言われます。来年もさらに改善して訓練を行っていきます。