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 今日から「校内なわとびウィーク」が始まりました。期間は26日までです。冬の運動としてなわとびは最適です。一人でも大勢でも楽しむことができます。運動量も確保できますし、体力(筋持久力、瞬発力)を向上させるのにもよいですね。愛宕小では、1月26日に「長なわ大会」を開催します。スマイル班(縦割り班)の仲間で励まし合って、班の目標回数達成に向けて頑張ります。1から6年生の子どもがチームとなり、8の字回戦跳びをするのですが、どう考えても発達段階による技能差があります。この課題をチームとしてどう乗り越えていくかが見せ所です。どんな声掛けをすればいいのでしょうか。みんな、心を一つにしてがんばれ!!

 1月12日(金)にマグニチュード6の地震が起きたと想定して、避難訓練を行いました。1月1日に能登半島地震を経験し、地震の恐ろしさを肌間隔で実感したばかりです。子どもたちも職員も、表情は真剣そのものでした。今回の訓練では、緊急地震速報が発令されたため、大きな揺れに備えて速やかに机の下に潜り、しっかり机の脚をつかませて頭を中心に自身の体を守らせました。揺れがおさまった後、職員は児童の無事を確認し、分担して校舎に異常がないか、使える避難経路はどこかを報告して、安全な経路で全員が避難するという内容で行いました。今後も、より実践的な避難訓練を実施するとともに、子どもたちが将来どこでどんな災害にあっても適切に判断し、自身の命を守れるように防災教育にも力を入れていきます。

 2024年、最初の給食です。献立は「イエローライス」「豆乳ドリアソース」「フレンチサラダ」「牛乳」です。ドリアソースは豆乳ベースなので、しつこくなくさっぱりしておいしかったです。にんじんのオレンジ色が鮮やかで、じゃがいもとブロッコリーがごろごろ入っていて食べ応えがあります。イエローライスは米に大麦を混ぜて、カロリーを抑えてあります。フレンチサラダは、最初の一口目が甘かったです。キャベツときゅうりのざくざくした食感が新鮮さを倍増してくれます。2024年も給食を作ってくださる皆様に感謝しながらいただきます。

 外はしんしんと小さな雪が降っています。そんな中、3~4限を使って校内書き初め大会を実施しました。1・2年生は硬筆、3~6年生は毛筆です。最初に国語主任が全校放送で「書き初め」の由来や、そこに込められた願いなどについて説明しました。その後はBGMとして「♪春の海」を流し、子どもたちが雰囲気を味わいつつ、集中力を高めて書くことができるようにしました。1・2年生は椅子に座り、足の裏をしっかり床につけて姿勢良く書いています。3年生以上の子どもたちは、床に座り、道具を広げ、書くときには片手と両膝をついて、書き初め用紙に正対しています。墨の落ち着いた香りが学校内に拡がりました。自分の最高傑作ができるように、みんな頑張っています。

 村松商工会の方が3名来校されました。全校の子どもたちにプレゼントを届けに来てくださったのです。全員に手渡しする時間がないということで、6年生2名が学校代表として受け取りました。「ありがとうございます。大切に使わせていただきます」。代表の子もしっかりあいさつができました。全校の子どもたちには、商工会からのお手紙とプレゼントが21日に渡されますので、楽しみにお待ちください。

 商工会青年部の方によると、もともとカルタ大会など小学生を対象にした事業をたくさん行っていたのですが、新型コロナによって、そのような楽しいイベントが全くできなくなり、代わりに何か子どもたちを喜ばせることができないかと考え、3年前からクリスマスの時期にプレゼントを贈る事業を始めたのだそうです。

 そう説明すると、サンタさんは次の村松小学校に向かわれました。子どもたちを気遣ってくださるそのお気持ちがありがたいですね。

 今日も外部講師の田邊様にお越しいただき、5・6年生に書き初め指導をしていただきました。田邊様は、最初にみんなを集めてお手本を書いてくれます。その時、誰一人声を発しません。緊張感が漂う中、書き終わると自然発生的に拍手が起こります。6年生は「おー」と言いながら大きな拍手をしました。その後、課題手本の文字の特徴や気を付けることを次のように指導してくれました「【雪】のあめかんむりは普通の【雨】と違うよ」「書き順に気を付けて。書き順はきれいに書くために決められたものだから、守らないといけないよ」「1画目の点は、紙の真ん中の方に書きなさい」「【新】は画数が多いから、たっぷり墨汁をつけちゃ駄目だよ」「ひらがなの【の】は小さく、その他の字は大きく」などなど。姿勢については「行儀良く正座して書かない。おしりを浮かして四つん這いになりなさい。ひざで紙を踏んでもいいよ」。実に分かりやすく教えてくださいました。2日間お世話になり、大変ありがとうございました。

 3・4年生が、書き初め練習をしています。外部講師として、北日本書芸院 師範の田邊様をお迎えしました。書き初めは、新年を迎える時期の風物詩です。今まで使っていた大筆を「だるま筆」に持ち替え、縦に細長い「書き初め用紙」に向かい、床に座って書く、というのが普段の「書写」と違うところです。最初に田邊様が書く時の筆の動きを見せてもらいながら、気を付けるポイントを教えていただきます。みんなが書いていて気になる姿を見つけると、再び田邊様が「みんな、集まって」と招集し、指導をしてくださいます。これを繰り返しながら子どもたちは上達していきます。「紙の上を使って」「大きく太く」「穴が消えちゃうから、【あて紙】で余分な墨を吸い取るよ」「【お】は最後の点まで墨をつけないよ」「【年】の最後は止めじゃなくてはらいだよ」など、たくさん教えていただきました。今日教わったことを忘れずに、冬休みの家庭練習でも頑張りましょう。

 今年度2回目の「絆を深める集会」です。生活委員会の5・6年生が、この日のために用意周到に準備してくれました。

 今回は新潟県の「いじめ見逃しゼロキャラバン」事業を活用し、外部講師として新潟お笑い集団NAMARAに所属されている「出来心(できごころ)」のお二人をお迎えして、ゲームをしながら、生きていくために大切な見方や考え方を教えていただきました。テーマは「みんな違ってみんないい」です。

 最初に、みんなで拍手の練習を楽しく行い、全校の心を柔らかくほぐしてくださいました。その後は、人数集めゲームで偶発的に生まれた8人組(異なる学年で男女も混ざったメンバー)で、テーマに沿って話し合いをしていきました。ここからはグループの話し合い結果を発表するたびに、大切な言葉が飛び出します。「同じ学年、男子だけ、女子だけのメンバーで話し合うことは、将来ほとんどありません。今集まっているメンバーみたいにいろんな人で話し合った方が、いい答えが見つかるものです。」その後も続きます。「多数決で決めるのは早くて便利ですが、間違っていることもあります。少数意見が正しいときは、多数決によってもみ消されてしまいます。」「人は、他者と比較して悪いところやできていないところに目が向いてしまい、それを指摘して直させようする傾向があります。そうじゃなくて、相手のいいところを褒めましょう。褒められると嬉しいものです。」「戦争も相手の悪いところに目が向いて、悪口を言い合って始まります。」「相手にはいいところが必ずあります。それを見逃さずに褒めてください。」出来心のお二人との時間はあっという間に過ぎてしまいました。お二人からは、子どもたちの話の聴き方、ゲームや話し合いへの参加の仕方、挙手して発言しようとする積極性、職員のうなずきながら聴く姿勢・・・などなど、愛宕小学校をたくさん褒めて帰られました。子どもたちの心に、また一つ大切な種をまいてくださいました。ありがとうございました。

 1年生が生活科で「クリスマスリース」を作りました。外部講師として渡辺様をお招きしました。渡辺様は、リースを飾るカラフルなドライフラワー(自作だそうです)や緑鮮やかなユーカリの葉、赤やオレンジがきれいなとうがらしの実など、たくさんの材料を用意し、子どもたちが飾りを自由に選び、組み合わせを楽しむことができるようにしてくださいました。

 子どもたちは、ビュッフェに並ぶように、気に入った飾りを手に取り、自分の場所に持ち帰ります。そして飾りをボンドで接着します。自分のボンドでくっつかないときは、渡辺様や阿部先生の所に行き、「これをくっつけてください」とお願いし、特殊なボンドで接着してもらいました。「先生見て」「立体的で素敵だね」「何か物足りないなあ」「とうがらしを付けてみたら」「とうがらしを間違って猫が食べるかもしれないから駄目なんです」「お姉ちゃんの誕生日とクリスマスが同じ日なんです」などなど様々なやりとりが聞こえてきました。

 子どもたちの想像力や考える力を伸ばすとともに、職員が材料を集める手間も省いてくださった渡辺様に感謝したいと思います。ありがとうございました。

 1年生が生活科の「昔の遊び体験会」を開くために、外部講師の樋浦様をお迎えしました。樋浦様は、小学生の頃に「終戦」を経験されたそうです。遊びには時代背景が投影されるものがあり、遊び歌の歌詞にも当時の世相が反映されると、日本の歴史についてもお話しいただきました。

 そんな昔の時代背景をよくご存知の樋浦様から、たくさんの遊びを教えていただきました。お手玉、こま回し、けん玉、だるま落とし、カルタ、ヨーヨー、竹笛、あやとり、玉つきなどです。子どもたちは、それぞれが興味をもった道具を手にして、早速遊び始めました。ほとんどの子どもは最初手こずりますが、試行錯誤を繰り返し、次第に上手になっていきます。「先生見ててください~」「すごい、上達したね」「10回できるようになった」「さっきは5回だったのにすごい」などのやりとりが聞こえてきました。 意外だったのは、コマ回しが上手な子がたくさんいたことです。保育園で経験があったり、学童保育で遊んでいたり・・・。中には初めてやってみたけどできたという子もいてびっくりしました。

 子どもたちは「遊び」を通して、「試行錯誤する心」「あきらめない粘り強さ」「友達に教えたり、教えてもらったりする嬉しさ」「道具を譲り合う気遣い」「後片付け」など様々な大切なことを学んでいました。樋浦様、貴重な学びの時間をありがとうございました。