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 椿茶屋で佐渡最後の食事をいただきました。クラスでメニューをどうするか真剣に討論して決めたのが、「天ぷらカレー」でした。天ぷらは塩味で、カレーはちょっと辛くてよく煮込まれていておいしかったです。お店の方が、「たくさん作ったから」とご飯とカレーの残りをサービスで出してくださり、あっという間に売り切れてしまいました。温かい心遣いに感謝ですね。この後は、佐渡汽船に向かい売店でお土産を購入します。そして14時35分発のシャットフォイルに乗って新潟港に向かいます。

 西三川ゴールドパークに着きました。バスガイドさんに1グラム1万円という時価を教えてもらい、子ども達も俄然やる気がアップしました。「いつもそんなに静かなの?」と係の方から突っ込まれるほど集中して無言でお皿と砂を回転させています。あっという間の時間でしたが、たくさん砂金をとった子は「ゴールドハンター」というニックネームが付けられました。

 来る途中に降っていた雨が嘘のように止んで、日差しがとても暑いです。二手に分かれて、「たらい舟体験」と「イカ割き体験」を交代でやりました。たらい舟体験は名言がたくさん生まれました。「こわい」「揺らさないで」「ここから出して」「おばちゃん助けて」など他にも多数。最後には漕ぎ手のおばちゃん(子どもたちがこう呼んでいました)と仲良くなり、上手にこげるようになった子もいました。イカ割き体験も「足がもげた」「目玉が気持ち悪い」「口がとれない」など。言葉だけ聞いたら、末恐ろしいことが起きているようです。苦労した分、おいしい一夜干しのいかがたくさんできました。「家の人が楽しみにしているんだ」と教えてくれた子もいました。

 夕べは半分あきらめていましたが、天気予報がいい方に変化しています。朝の海岸散歩には全員で元気に行くことができました。「無料のお土産」ときれいな貝殻を集める子、カニを捕まえた子、透き通った海をじっと眺める子と様々でした。宿に戻るとすぐ朝食です。納豆、鮭、ウィンナー、目玉焼き、ポテトサラダ、ヨーグルト、ヤクルト、オレンジ、ご飯、味噌汁です。「朝が一番食べられるんだ」と言う子もいました。大勢ご飯をお代わりしていました。周りが「おいしい、おいしい」とお代わりすると、つられますね。