コンテンツへスキップ

 8月29日(木)~30日(金)の2日間、村松桜中の2年生10人が職場体験に来ました。生徒達の夢を尋ねると、「小学校の先生」「大工」「プロスポーツ選手」「保育士」「トリマー」「エステティシャン」「公務員」などと教えてくれました。まだ決まっていないけど「社会の役に立つ人になりたい」と答えてくれた生徒もいました。授業中に困っている子のそばに行き、話を聴いてアドバイスをする子、「こんな問題やったっけ?」と小学生時代を思い出し、「子どもたちに教えるには自分が問題を解けないと・・・」と答えを導き出してから机間巡視する子、担任に頼まれて教材を製作する子・・・とみんな考えながら一生懸命仕事をしてくれています。中学校から期限付きでマンパワーを借りることができて本当にありがたいです。一日の終わりには、自己の振り返り活動にじっくり取り組んでいました。

 資源の乏しい日本にとって、一番の財産は「人」「人材」です。教育は未来をつくる人を育てる魅力ある仕事だと感じてもらえるように、職員も張り切っています。

 子どもたちにおもしろい体験をさせたい。地域で活躍している方と子どもたちを引き合わせたい。そんな願いを聞き入れて、ボランティアとして登録してくださったのが、本日(8月29日)お越しくださった平山様です。平山様は、手織り作品づくりを楽しむとともに、各種展覧会に出品し表彰されている方です。「昼休みに手織り体験ができます。興味のある人は会議室に集まってください」と放送すると、たくさんの子どもたちが集まり、作品を鑑賞したり手織り機の扱い方を教えてもらって、ほんの数㎝ですが、きれいな織物を作ったりすることができました。大きな作品を見た子が「完成するまでにどれくらいかかったんですか」と尋ね、「1年間かかりました」と教えてもらうと目を丸くして驚いていました。今後は、クラブ活動の講師としてお迎えし、子どもたちに教えてもらう予定です。

 子どもたちが夏休みに取り組んだ自由研究や工作、コンクールに出品しようと頑張った絵画や毛筆・硬筆等を廊下に展示しました。貯金箱、身近な物で作った物語の挿絵、お城の模型、昆虫の標本、観察記録、オリンピックの考察、身近な不思議を解決しようと取り組んだ実験と考察などなど、アイデアと工夫と努力が詰まったたくさんの作品が並んでいます。今後、全校で鑑賞し「いいねカード」を交換し合い、子どもたちの自己肯定感を高めたいと考えています。校内夏休み作品展は9月5日(木)まで開催しています。このうち、科学作品は9月7日~8日に開催される市科学作品展に出品します。科学研究は10月1日に開催される市科学研究発表会で披露することになります。

 夏休み明け最初の給食です。献立は「ビビンバ丼(麦ご飯、肉炒め、野菜のナムル)」「餃子スープ」「レモンシャーベット」「牛乳」です。ビビンバ丼は、しっかりかみ応えのある細長い豚肉、ぜんまい、ごぼう、玉ネギ、そして甘辛く味付けしたもやし、にんじん、小松菜をスプーンで混ぜながらいただきます。にんにくと生姜も入っているのでスタミナがつきます。夏バテにもいいですね。餃子スープの餃子の皮は米粉を使っているので、モチモチでツルツルした食感です。噛むと肉汁があふれ、生姜の風味が口いっぱいに広がります。餃子意外にもたくさんの野菜が入っていて、このご時世、ありがたい気持ちになりました。レモンシャーベットはさっぱりした甘さでよく冷えています。子どもたちがスプーンでちょっとずつ削りながら大事に食べる姿が想像できます。ごちそうさまでした。