コンテンツへスキップ

 9月12日だというのに今日も暑いです。そんな中、5年生が畑に大根の種を植えました。世界では人口増加に伴う食糧不足問題が叫ばれ、日本でも世界経済の不安定さから食料価格が高騰しています。子どもたちがこれからの未来を生き抜く中で「食」の問題は避けて通れません。この栽培活動を通して、子どもたちが様々なことを感じとってほしいと思います。しかし大根の育て方、畝の作り方、種のまき方が分かりません。そこで大根づくりの先生として「愛宕っ子を育む会」の皆様からお越しいただきました。稲刈りなどでお忙しい中、子どもたちに丁寧に指導をしていただきました。子どもたちも見よう見まねでクワを使い、やればやるほど上手になっていきました。暑い中水分補給をしながらよく頑張りました。これから畑がどう変化していくのか楽しみです。

 今日は朝から風が強い日でした。20分休みになり、体育館・グラウンドへ子どもたちが遊びに行く中、5年生2人が、中庭で風にあおられ倒れている1年生のアサガオを直してくれていました。そして、それを見て、遊びに行こうとしていた2年生3人も直し始めました。

 6月の全校朝会の校長先生の話にあった「気付いたら行動できる人」がどんどんと増えています。

 今年は、授業中の教室に不審者が侵入したという想定で避難訓練を行いました。事前に、すべてのクラスでこのような場合の対応の仕方、具体的な動きを確認し、相手と距離をとり、落ち着かせながら教室から逃げ出す練習をしました。今日は、6年1組にスクールガードリーダーの方が不審者役として侵入しました。それに対して、学級担任、隣接する学級の担任、少し離れた男性職員が連携して子どもたちに近づけないようにしました。「どんなご用ですか」「子どもに会いに来ただけじゃねえか」「名前はだれですか」「そんな子はいません」「じゃますんな」「どけよ」「落ち着きなさい」…。こんなやりとりをしながら、机や椅子など回りにあるものは何でも使って不審者を隔離していきました。その間に、全校児童は放送に従って指定場所に避難しました。6年生の子どもたちも練習の時と違い、やっぱり怖かったようです。その後、スクールガードリーダーさんから、登下校中に不審者に捕まれた時の逃げ方を教えてもらったり、職員も今日の6年1組の動画を見て振り返りをしたりしました。こんなことはあってはならないと強く思いながら、いざという時のためにやはり訓練が大事だと思いました。

 朝学習の時間を使って、縦割り班ごとに集まり、「スマイルウォーク」の班活動について話し合いました。全員がしおりと筆記用具を持って集まり、歩くコース、自分の係、班の約束とめあて、歩く順番、班でやる遊びなどについて決めました。6年生が進行し、メンバーの意見を吸い上げて上手に決めていきました。遊びについては5年生が企画し、「●●がいいと思うのですが、みんなはどうですか?」と提案し、メンバーの意見を尋ね合意形成を図っていました。「だるまさんが転んだ」「おにごっこ」「ジェスチャーゲーム」・・・バラエティに富んだアイデアが採用されていました。早く涼しくなって、全力で楽しませてあげたいと思いました。

 愛宕小学校では、子どもたちの自主学習の頑張りを賞賛するため2つの取組を行っています。1つは「自学ノートマスター」です。これは、取組の素晴らしい子、お手本となる子のノートを定期的に全校に紹介するものです。ノートを見ると、低学年の保護者の方が子どもたちに助言したり、問題を作ってあげたりしてご苦労いただいている様子が分かるものがあります。大変ありがたいと思っています。詳しく見てみると、学習内容を復習する子、予習した内容をまとめる子、漢字や計算で基礎基本の定着を図ろうとする子、興味のあることをより深く調べてまとめる子など様々です。今後は11月と2月のパワーアップ週間時に行う予定です。2つ目は「がんばったねノート」です。自学ノートの冊数が10冊、15冊、20冊・・・とたまっていくので、そういう子も賞賛し、達成証を渡す取組を行っています。少しでも、子どもたちが頑張る意欲付けや励みになってくれればと思っています。

 久しぶりに本格的な雨が降りました。体育館の温度は28℃まで下がりました。5年生が、持久走練習をしています。体育館の四隅に大型扇風機を置き、BGMを流して気持ちを盛り上げています。そしてデジタルタイマーを使って25秒で1周する速さを経験させ、「今のペースがつらかった人?」「まだ余裕のある人?」と尋ね、子どもたちの様子から「じゃあ次は1周20秒ペースで走ってみる?」と子どもの意思を確認していました。一人一人の持久力は異なるので、自分に適したスピードを見つけ、それを少しずつ更新していってほしいと思います。

 6年生の家庭科でエプロンづくりをしています。子どもたちは世界でたった1つのエプロンを作ろうと張り切っています。その過程でミシンを使いますが、それを巧みに操作できるようになるのが難しいです。技能を習得するスピードには個人差もあります。担任一人で全ての子どもの願いや困り感に対応することができないため、学習ボランティアさんに来ていただきました。仮縫い前のアイロン掛けで生地を押さえていただいたり、ミシンが思うように動かないときに機械を見ていただいたり、間違って縫ってしまった箇所を直していただいたり・・・。家庭科室内を縦横無尽に動き回ってくださいました。今日は3人のボランティアさんに教えていただきました。あと3回来ていただく予定です。子どもたちに「できた喜び」を味わわせに来てくださるボランティアさんに本当に感謝します。ありがとうございます。

 8月30日(水)~31日(木)の2日間、2年生5人が職場体験に来ました。生徒達は「社会に出る時のために基本的なマナー等を勉強しに来ました」「先生がどんな工夫や努力をしているのか、子どもたちが帰った後、どんな仕事をしているのか知りたくて来ました」と背筋を伸ばしてハキハキと発言してくれました。「教育」が魅力ある仕事だと感じてもらえるように、職員も張り切っています。

 新たなALTとしてカロライナ先生が英語を教えに来てくださいました。夏休み明け8月23日(水)の全校朝会で子どもたちと出会い、今日から本格的に外国語の指導が始まりました。全校朝会の時から、目が合った子ども一人一人に気さくに手を振ってたくさんの子どもを笑顔にしてくれました。今日は、早速6年生が、カロライナ先生を質問攻めにしてしました。英語での質問の仕方が分からないときは、外国語専科の関川先生に「好きな猫の種類が聞きたいんですけど、どう訪ねたらいいですか?」と質問し教えてもらっていました。子どもたちからは、卵料理や納豆など食べ物に関する質問が多かったです。相手に興味をもち、相手のことを知ろうと積極的にコミュニケーションする姿が素晴らしかったです。

今日から9月6日(水)まで、子どもたちが夏休みに取り組んだ研究や作った作品を各教室前の廊下に展示しています。頑張ったところや工夫したところなどを名札に記入し、友達や他の学年にも見てもらいます。中には、すでにコンクールに出品された子もいます。これを参考に、来年の自由課題を何にしようか考える子もいるでしょう。お家の方からアドバイスをもらったり手伝ってもらったりした子もいるかもしれません。ご協力に感謝いたします。ありがとうございました。