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 子どもたちにおもしろい体験をさせたい。地域で活躍している方と子どもたちを引き合わせたい。そんな願いを聞き入れて、ボランティアとして登録してくださったのが、本日(8月29日)お越しくださった平山様です。平山様は、手織り作品づくりを楽しむとともに、各種展覧会に出品し表彰されている方です。「昼休みに手織り体験ができます。興味のある人は会議室に集まってください」と放送すると、たくさんの子どもたちが集まり、作品を鑑賞したり手織り機の扱い方を教えてもらって、ほんの数㎝ですが、きれいな織物を作ったりすることができました。大きな作品を見た子が「完成するまでにどれくらいかかったんですか」と尋ね、「1年間かかりました」と教えてもらうと目を丸くして驚いていました。今後は、クラブ活動の講師としてお迎えし、子どもたちに教えてもらう予定です。

 子どもたちが夏休みに取り組んだ自由研究や工作、コンクールに出品しようと頑張った絵画や毛筆・硬筆等を廊下に展示しました。貯金箱、身近な物で作った物語の挿絵、お城の模型、昆虫の標本、観察記録、オリンピックの考察、身近な不思議を解決しようと取り組んだ実験と考察などなど、アイデアと工夫と努力が詰まったたくさんの作品が並んでいます。今後、全校で鑑賞し「いいねカード」を交換し合い、子どもたちの自己肯定感を高めたいと考えています。校内夏休み作品展は9月5日(木)まで開催しています。このうち、科学作品は9月7日~8日に開催される市科学作品展に出品します。科学研究は10月1日に開催される市科学研究発表会で披露することになります。

 夏休み明け最初の給食です。献立は「ビビンバ丼(麦ご飯、肉炒め、野菜のナムル)」「餃子スープ」「レモンシャーベット」「牛乳」です。ビビンバ丼は、しっかりかみ応えのある細長い豚肉、ぜんまい、ごぼう、玉ネギ、そして甘辛く味付けしたもやし、にんじん、小松菜をスプーンで混ぜながらいただきます。にんにくと生姜も入っているのでスタミナがつきます。夏バテにもいいですね。餃子スープの餃子の皮は米粉を使っているので、モチモチでツルツルした食感です。噛むと肉汁があふれ、生姜の風味が口いっぱいに広がります。餃子意外にもたくさんの野菜が入っていて、このご時世、ありがたい気持ちになりました。レモンシャーベットはさっぱりした甘さでよく冷えています。子どもたちがスプーンでちょっとずつ削りながら大事に食べる姿が想像できます。ごちそうさまでした。

 26日からオリンピック&パラリンピックがパリで開催されることにちなんで、今日の給食はフランス料理の献立でした。「イエローライス」「白身魚のプロバンス風」「ポトフ」「キャロット・ラ・ペ」「ブラマンジェ風デザート」「牛乳」です。白身魚のホキはふわふわと身がほぐれ、衣はサクサクでした。ニンニク風味のトマトソースがかかっていておいしかったです。ポトフはたくさんのウインナーと玉ネギ、キャベツ、とうもろこしなどの野菜が柔らかく煮込んであり、ほんのり甘い野菜の出汁が感じられておいしいです。キャロット・ラ・ペは千切りのにんじんがシャキシャキしていて、ごろごろと入っている大粒の夏みかんと一緒に食べると甘くておししいです。ブラマンジェ風デザートは、赤いイチゴ味?のゼリーの上に白いババロア?のようなふわふわしたものがかかっていて、「これがフランス生まれの冷たいデザートかあ」と感心しながらいただきました。子どもたちには、これを食べながら、遠いフランスの地で日本代表として頑張るたくさんの選手達を応援してあげてほしいなと思いました。

 73日間の1学期前半が無事終了します。保護者、地域の皆様のご理解とご協力のおかげです。ありがとうございました。以下は、夏季休業開始前の全校朝会の様子です。最初に校長講話を行いました。一部抜粋します。

 「明日からは皆さんが楽しみにしている夏休みです。何日あるか分かりますか。33日間です。いくつかやりたいことは決めていますか。皆さんに安全で楽しく充実した夏休みを過ごしてほしいので、私から実行してほしいことを3つ話します。1つ目は【外出するときの約束を家族とすること】です。誰とどこへ行くのか、何時に帰るのかを家族に伝えて出掛けてください。2つ目は【決められたことをやり遂げる】ことです。学校から出る宿題などの学習課題、家の人と約束した課題やお手伝いもそうです。やり遂げられたら自分を褒めてあげましょう。3つ目は【普段は時間がなくてあまりできないことをやること】です。長い時間をかけて一つの研究や作品づくりに没頭したり、おうちの人と一緒に遊んだり、ゆっくり話をしたりしてほしいと思います。最後はお願いです。ニュースでは、【今年は10年に一度の暑さ】で、場所によっては40度を超えることもあるそうです。熱中症にかからないように、普段から天気予報をよく見て、エアコンを上手に使って、水分補給を心がけてください。それからもう一つ。新型コロナウイルスの第11波が迫ってきているそうです。換気、手洗い、うがい、人が大勢いるところに行くときは、必要に応じてマスク着用も考えてください。自分と家族の命を守りましょう。最後です。今週の金曜日、26日からオリンピック&パラリンピックが始まります。世界中から努力を積み重ねた一流の超人たちが、フランスのパリに集結して、様々な種目で競い合います。日本人の活躍をぜひ応援してあげてください。これで終わります。」

 その後、生活指導部の職員が、夏休みの生活で気を付けなければならないことを6つ説明しました。①火の取り扱いに注意、火事を起こさないこと、②川遊びは大人と行くこと、③飛び出し禁止、自転車はヘルメットを着用すること、④不審者対策「いかのおすし」の確認、⑤万引きは駄目、用もないのにお店に行かないこと、⑥熱中症に気を付けて元気に遊ぶこと、時には部屋で読書もお勧め、です。

 最後に、転出する児童の紹介と一言あいさつが行われました。次の学校でもたくさん友達を作って活躍することを祈っています。

 みなさんが有意義な夏休みを過ごせるように、そして8月26日(月)には元気な姿でまた会えることを願っています。

 昨年度の夏休みに、川遊びをした子どもが7割以上いたことが分かり、今年度から水泳授業の最後に「着衣泳」を取り入れました。いざという時に命を守る行動がとれるようにするためです。講師は日本赤十字の菅家さんです。菅家さんは、防災の観点からの指導もしてくださいました。「洪水になって水底が見えない時の歩き方」「入ったことがないプールなどへの安全な入り方」「ペットボトルを使った背浮き」「ランドセルやお菓子の袋でも背浮きができること」「釣り竿での救助方法」「ライフジャケットの正しい着方」など、たくさんのことを教えていただきました。1年生の子どもたちは「背浮き」が全然できなかったのですが、粘り強くチャレンジし続けた子達がだんだんできるようになり、「すごい」と褒められると、あきらめていた子達の心に再び火がつき、最後は、できる子がだいぶ増えました。上の学年になればなるほど、上手に浮くことができました。体育着を着て、靴を履いてプールに入るのは初めてです。プールから上がると「体育着ってこんなに重たかったの?」とつぶやく子がたくさんいました。菅家さんありがとうございました。子どもたちもよく頑張りました。

 たくさんの思い出と家族へのお土産を抱えて、全員が元気に佐渡から帰ってきました。到着式では、見学したり体験したりして心に残ったことを代表児童が発表してくれました。家に帰ったら、全員がお家の人に旅行の思い出を語るのが今日の宿題です。帰りのジェットフォイルとバスでは、ほぼ全員が深い眠りについていました。今日は早く寝て、元気を回復してください。睡眠は大事です。これで修学旅行の発信を終わります。ご協力いただいた保護者の皆様、お世話になったたくさんの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 佐渡奉行所の「おしらす」を見学・体験した後は、「勝場」の建物に歩いて移動です。ここでは、江戸時代の金銀の選鉱作業をタイムスリップして体験させてもらえます。きらりうむで学習済みなので、何のためにその作業をするのか、これは何の工程なのかを分かった上で体験しています。

※これは、佐渡の修学旅行現場から学校に送信したデータの1つです。多くのデータを送ったため、埋没してしまい、取り残されてしまいました。本当は「修学旅行1日目⑧」の後に配信する予定でした。順番がおかしい配信になってしまい申し訳ありません。

 椿茶屋で佐渡最後の食事をいただきました。クラスでメニューをどうするか真剣に討論して決めたのが、「天ぷらカレー」でした。天ぷらは塩味で、カレーはちょっと辛くてよく煮込まれていておいしかったです。お店の方が、「たくさん作ったから」とご飯とカレーの残りをサービスで出してくださり、あっという間に売り切れてしまいました。温かい心遣いに感謝ですね。この後は、佐渡汽船に向かい売店でお土産を購入します。そして14時35分発のシャットフォイルに乗って新潟港に向かいます。

 西三川ゴールドパークに着きました。バスガイドさんに1グラム1万円という時価を教えてもらい、子ども達も俄然やる気がアップしました。「いつもそんなに静かなの?」と係の方から突っ込まれるほど集中して無言でお皿と砂を回転させています。あっという間の時間でしたが、たくさん砂金をとった子は「ゴールドハンター」というニックネームが付けられました。