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 全校朝会で、「能登半島地震で被災して苦しんでいる人達がまだまだ大勢いることを忘れないでください。未だにボランティアさんも受け付けることができないそうです。どうか無関心にならないでください」という話をしました。数日後、児童会の「環境・ボランティア委員会」の子どもたちが、今の自分たちにできることはないかと考え「赤い羽根、緑の羽根募金をやったことがあるから、この経験を生かして、被災地の復興のために募金活動をしたい」と計画を立ててくれました。期間は、2月5日(月)から2月9日(金)までの朝7時45分から8時までとし、当番の子が「能登半島地震の募金をお願いします」と呼び掛けています。募金してくれた子に対して「ありがとうございます」とお礼も言っています。毎朝、こんな心温まる光景が中央階段前で見られます。中には「家の人に持って行けって言われた」という子もいました。お家の方の「困ったときはお互い様」という優しさや思いやりを、子どもたちは感じ取っていると思います。保護者の皆様のご協力に感謝いたします。

 5年生が家庭科でご飯と味噌汁づくりを学んでいます。今日は調理実習をするのですが、それに合わせて「越後天然ガス」の方6名が外部講師として来てくださいました。最初は、やっぱりガスのお話です。元日に地震があったばかりですが、地下のガス管を地震にも耐えられる素材や形状にしてあることや、安全のためにガスに臭いを付けてあること等を教えていただきました。その後は「エコ料理」についてです。

 子どもたちは「旬の物を食べること」「地産地消に努めること」「食材ごみや残飯ごみを減らすこと」「食後の食器は水を張ったタライに入れること」により、灯油やガソリン、水の使用量を抑え、環境への負荷を抑制できることを学びました。 調理実習では、各グループに講師先生が入り、調理の手順や安全面などを丁寧に指導してくださいました。家庭科室は出汁の煮干しの香りでいっぱいです。味噌汁の具材の大根をみんなで少しずつ切ってお湯で煮るのですが、講師先生はタイミング良く「大根の色を見てごらん。透明なのと白いのとあるでしょ。白いのはちょっと分厚いよね。これだけまだ白いということは、切り方を揃えればガスの省エネにもつながるね」と指導してくださいました。他にも基礎的な包丁の持ち方、まな板に置くときの包丁の向き。包丁を持たない方の手について、お湯を沸かすときのコツなどたくさん教えてくださいました。ご多用の中、ありがとうございました。

 学校給食週間、最終日の献立は「ご飯」「さばの照り焼き」「色白五泉産美人のごま味噌汁」「五目煮豆」「いもっちくりっちのお友達あじのり」「牛乳」です。味噌汁は、ごまの風味が強く、大きいごろっとした里芋が柔らかく煮込まれ、一方れんこんは薄くカットされているのにシャキシャキした歯ごたえがあり、このコントラストが楽しいです。にんじんのオレンジ色も目に鮮やかです。煮豆は、さつま揚げが少しだけ大きく、それ以外のごぼう、こんにゃく、にんじん、しいたけをすべて豆の大きさと同じにカットされ食べやすくしてあります。口いっぱいに頬張ると、いろんな素材の味がします。全体的にほんのりと甘い味付けで、子どもたちもおかわり必死でしょう。サバの照り焼きは骨もなく皮ごと食べられました。これと味のりがご飯をすすませます。

 大谷翔平選手のグローブを使える日がついに来ました。外は青空も見え、グラウンドには水たまりもありません。早速、使用簿に名前を書いた順にキャッチボールを始めました。「グローブ、かってぇ(固い)!」「やばい、捕りにくい」と感想をもらしながら、上学年の子達が使っています。思わず力が入り、変な方向に投げてしまった時は「ごめん」と謝っていました。掌の部分じゃなくて、ネットの所でキャッチするんだよとアドバイスが始まります。この人間関係づくりも大谷選手のねらいかもしれませんね。

 学校給食週間中は、校内に様々な掲示物が貼られているので、一部を紹介します。中央階段前には、子どもたちに給食を提供するためのお仕事をしてくださっている栄養士さん、食育推進員さん、調理員さんからのメッセージがあります。「食缶が空になって戻ってくるとそれが一番嬉しいプレゼントです」など。その下には、学校給食の献立の変遷が分かるようになっていました。明治22年は「おにぎり、塩鮭、菜の漬け物」。昭和30年は「コッペパン、ジャム、鯵フライ、サラダ、ミルク」。昭和60年、平成12年・・・と時代を象徴する献立に変わっていきます。

 その他、今日は給食時間中に5年生の子が給食作文を読みました。給食を作ってくださる方々への感謝と、震災で食べ物にも苦労している方もいるので、大事に残さず食べましょうと結んでくれたのが印象的でした。現地の方のことを想像できていて素晴らしいですね。

 今日の献立は「麦ご飯」「卵入り鶏そぼろ丼の具」「さわに椀」「ゆかり和え」「いちごっちタルト」「牛乳」です。鶏そぼろと卵、枝豆の組み合わせがよく、子どもたちも大好きです。おかわり必死ですね。ほんのり生姜が入っていて、食欲がどんどん増していきます。さわに椀は春雨、豚肉、かまぼこ、にんじん、ごぼう、えのきたけ、しいたけ、長ネギ、タケノコがすべて細長く千切りされていて、口に入れると、すべてが同じ向きに整列しているようで、食感が楽しいです。薄い味付けで、それぞれの食材の味がよく分かる椀物です。ゆかり和えは、キャベツともやしがシャキシャキして、赤シソの酸味がうっすらコーテイングされています。いちごっちタルトは、言わずもがな、子どもたちは大好きです。ゆっくり少しずつ大事に食べることでしょう。

 4時間目に全校長なわ大会を行いました。体育館にスマイル班(縦割り班)ごとに集合し、8の字回旋跳びで競争しました。ただし、1~6年生までのいろんな差がある子が集まった班なので、ただ回数で競い合うのは不公平だ、どの班にも達成感を味わわせてあげたいという職員の声を受け、今年はルールを次のように変更しました。何回か練習をする中で、自分たちの班は「●回くらい跳べるようになるだろう」とメンバーで話し合い、当日はそれを目標回数に設定し、これを超えた班を賞賛しようということにしてやってみました。体育館はキンキンに冷えていて、しかも緊張感も高まってきて子どもたちは少し震えています。そんな中、競技が始まると、ジャンプに合わせて「ハイ!ハイ!」という掛け声と、盛り上げようとする先生達の声が響いていました。すごい集中力でした。

 結果は1つの班以外は目標回数を超えて喜び合うことができました。達成できなかった班も、あとわずか2回足りないというところまで頑張りました。悔しくて涙を流す子もいましたが、目標設定の仕方が上手な班だったんだと胸を張ってほしいと思います。最後は教頭先生の「私は感動しました」というあいさつで終了しました。

 学校給食週間が始まって3日目になりました。今日のメニューを紹介します。「ご飯」「鶏肉のねぎっちソース」「中華風味噌スープ」「茎わかめのサラダ」「牛乳」です。鶏肉の外はカリッとしていて、中はジューシーでやわらかく、そしてねぎっちソースも丁度良い甘辛さでおいしかったです。子どもたちもご飯がすすんだことでしょう。スープの見た目は味噌ラーメンのスープをもう少しあっさりした感じです。もやしとメンマに味噌味が染みこみ、口の中ではシャキシャキ感を楽しめます。にんにくと生姜のおかげで体もぽかぽかになりました。サラダは茎わかめが大きいので、子どもたちも一生懸命に咀嚼したと思います。おいしいかみかみサラダでした。

 本日はご多用の中、大勢の方が学習参観に来てくださいました。外履きの数を数えてみたら約150人の方にご来校いただきました。今日は、算数のグループ学習の様子や外国語活動で英語に慣れ親しむ姿を見ていただいた学年もあれば、この1年間でできるようになったこと、総合的な学習の時間に探究したテーマについて、最終的に考えたことや、課題解決のために自分にできることを見たり聞いたりしていただいた学年もありました。ちょうど、大谷翔平選手のグローブも届いたばかりでしたので、グローブをはめたお子さんの姿をスマホで撮影する方が大勢いらっしゃいました。本日は、誠にありがとうございました。

 大谷翔平選手からの「メジャーな贈り物」である3つの野球グローブが届きました。ありがとうございます。早速、中央階段前に並べると、子どもたちはタブレットを持ってきて、写真を撮り始めました。お家の人に見せてあげるのだそうです。さすがですね。今後は「貸し出し簿」を用意したので、これに名前を書いた順番に貸し出す予定です。天気の良い日に、大谷選手のグローブをはめた子どもたちが、グラウンドでキャッチボールする姿を見られますよ。