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郷土料理講習会(6年生)

 12月7日・8日の2日間、6年生が「地場農産物を使った郷土料理講習会」に参加しました。指導してくださったのは栄養士の渡辺先生と地域の食生活改善推進員の方5名です。この郷土料理講習会は、伝統的な食文化を子どもたちに継承する食育事業として、国の交付金を活用し、市内全小中学校で行っています。

 最初に、郷土料理とは何か、どんな料理があるのか、継承しなければなくなる可能性もあることなどを学びます。子どもたちは料理の写真を見せてもらうのですが、「初めて見た」「鯉は郷土料理なの?」というリアクションでした。

 その後、班に分かれて「のっぺ」づくりを教えてもらいました。それぞれの食材の切り方、「出汁」のとり方、煮る順番だけでなく、出汁をとった後の昆布とかつおぶしを使った「佃煮」等も教えていただきました。「これどうやって切るんですか」「包丁を引くように」「繊維が縦に入っているから、横に切ると柔らかくなるよ」「半分に切ってそれを重ねて切るといいよ」など様々なやりとりが聞こえてきました。

 たちまち、学校の廊下はおいしい「和」のかおりでいっぱいになりました。 さて、普段お家で食べている「のっぺ」と同じだったでしょうか。各家庭で少しずつ違うと思うので、それをしっかり継承してほしい、また今回教わったことを家で実践してお家の人に作ってあげてほしい、と思いました。