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3年生が「福祉」の学習をしています

 3年生は総合学習で「福祉」をテーマに学習しています。今日は目が不自由で盲導犬を利用している木村様をお迎えしました。新型コロナが落ち着いたので、3年ぶりにご来校いただきました。玄関でお迎えした3年生の子は、盲導犬の足を拭いてあげる様子に驚き、「目が不自由なのに足を拭けるの?」と率直に質問し、木村さんを喜ばせました。広い部屋に移動し、木村さんから、生活を豊かにするために様々な工夫をしていることを教えていただきました。紙幣を入れると「千円です」、服に当てると「白です」、明るい方向に向けると「ピーッ(鳴り方が速くなる」、スマホを前方に向けると「青信号です」と教えてくれる便利グッズの数々も見せていただきました。また「白杖」を持っている方を見かけた時の声のかけ方、「あっちです、こっちです」と言われても方向が分からないということ、誘導してもらうために肩や腕につかまらせてほしいことなど、2時間に渡ってお話しいただきました。子どもたちが真剣に静かに話を聴いてくれたので、木村さんは喜んでいらっしゃいました。子どもたちの質問に答えるのも楽しかったそうです。私たちの回りには様々な人が暮らしていて、みんなが幸せに生活する権利があり、相手の立場や気持ちになって考えることが大切だと気付いてほしいなと思いました。