コンテンツへスキップ

 今年度2回目の「絆を深める集会」です。生活委員会の5・6年生が、この日のために用意周到に準備してくれました。

 今回は新潟県の「いじめ見逃しゼロキャラバン」事業を活用し、外部講師として新潟お笑い集団NAMARAに所属されている「出来心(できごころ)」のお二人をお迎えして、ゲームをしながら、生きていくために大切な見方や考え方を教えていただきました。テーマは「みんな違ってみんないい」です。

 最初に、みんなで拍手の練習を楽しく行い、全校の心を柔らかくほぐしてくださいました。その後は、人数集めゲームで偶発的に生まれた8人組(異なる学年で男女も混ざったメンバー)で、テーマに沿って話し合いをしていきました。ここからはグループの話し合い結果を発表するたびに、大切な言葉が飛び出します。「同じ学年、男子だけ、女子だけのメンバーで話し合うことは、将来ほとんどありません。今集まっているメンバーみたいにいろんな人で話し合った方が、いい答えが見つかるものです。」その後も続きます。「多数決で決めるのは早くて便利ですが、間違っていることもあります。少数意見が正しいときは、多数決によってもみ消されてしまいます。」「人は、他者と比較して悪いところやできていないところに目が向いてしまい、それを指摘して直させようする傾向があります。そうじゃなくて、相手のいいところを褒めましょう。褒められると嬉しいものです。」「戦争も相手の悪いところに目が向いて、悪口を言い合って始まります。」「相手にはいいところが必ずあります。それを見逃さずに褒めてください。」出来心のお二人との時間はあっという間に過ぎてしまいました。お二人からは、子どもたちの話の聴き方、ゲームや話し合いへの参加の仕方、挙手して発言しようとする積極性、職員のうなずきながら聴く姿勢・・・などなど、愛宕小学校をたくさん褒めて帰られました。子どもたちの心に、また一つ大切な種をまいてくださいました。ありがとうございました。