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 1年生が生活科の「昔の遊び体験会」を開くために、外部講師の樋浦様をお迎えしました。樋浦様は、小学生の頃に「終戦」を経験されたそうです。遊びには時代背景が投影されるものがあり、遊び歌の歌詞にも当時の世相が反映されると、日本の歴史についてもお話しいただきました。

 そんな昔の時代背景をよくご存知の樋浦様から、たくさんの遊びを教えていただきました。お手玉、こま回し、けん玉、だるま落とし、カルタ、ヨーヨー、竹笛、あやとり、玉つきなどです。子どもたちは、それぞれが興味をもった道具を手にして、早速遊び始めました。ほとんどの子どもは最初手こずりますが、試行錯誤を繰り返し、次第に上手になっていきます。「先生見ててください~」「すごい、上達したね」「10回できるようになった」「さっきは5回だったのにすごい」などのやりとりが聞こえてきました。 意外だったのは、コマ回しが上手な子がたくさんいたことです。保育園で経験があったり、学童保育で遊んでいたり・・・。中には初めてやってみたけどできたという子もいてびっくりしました。

 子どもたちは「遊び」を通して、「試行錯誤する心」「あきらめない粘り強さ」「友達に教えたり、教えてもらったりする嬉しさ」「道具を譲り合う気遣い」「後片付け」など様々な大切なことを学んでいました。樋浦様、貴重な学びの時間をありがとうございました。