コンテンツへスキップ

 今日から103日間の2学期が始まりました。始業式では、1・3・5年生の代表児童3名が、2学期に頑張ることを発表しました。「算数の計算を頑張る」「漢字をしっかり覚える」「友達と仲良く過ごす」「1学期同様に自分の考えを伝える」「元気なあいさつを頑張る」など、その理由も堂々と述べてくれました。この後、全校で校歌を歌うのですが、子どもたちの様子を見ていると、3連休明けでまだ眠そうな子がたくさんいました。そこで軽い運動や、じゃんけんゲームをして全身の血流をよくし、頭を目覚めさせてから校歌を歌いました。一人一人がめあて達成に向けて努力し、新たな自分に出会える2学期であってほしいと思います。

 今日で、105日間の1学期が終了しました。子どもたちの頑張りと、保護者・地域の皆様のご協力のおかげで、大きな事故もなく、教育活動を滞りなく実施することができました。感謝申し上げます。今日の終業式は、2・4・6年生から1人ずつ代表児童が選ばれ、それぞれの振り返りを発表してくれました。「算数の長さの勉強を頑張りました。2学期はかけ算を頑張ります」「総合学習でいろんな所に見学や調査に出かけました。2学期は新潟水俣病について詳しく学習したいです」「運動会では勝利を目指し、委員会では責任をもって仕事に取り組み、スマイルウォークでは助け合いの大切さを学びました」という内容でした。3人とも上手に自分の意見を発表することができました。その後、3年ぶりに終業式において全校で校歌を歌いました。ようやく自分たちの学校の校歌を歌えたのかと思うと、心が熱くなりました。

 5年生が、市の音楽交歓会に向けて合唱練習をしています。今日は外部講師として、関谷様からご指導をいただきました。まずはレベルの高い曲に挑戦すると決めた5年生を褒めていただき、本格的な発声練習と歌い方についての具体的な指導が始まりました。「おなかの丹田が大事だから力を入れて、空手のように『オッス』と言ってみよう」「大谷翔平さんが投げるように『ヤー』」「あなたたちはオオカミの子どもです。あの山に親オオカミがいると思って『ウォー』」「そこは音を流さないで立ち止まるように歌って」「そこは語りかけるように歌って」などと次々にアドバイスをもらいます。子どもたちはその言葉やイメージを解釈し、その都度歌い直しをしていました。次に来てくださるのは2週間後です。それまでにどれだけ自分たちで上達できるか、クラスの心を一つにして頑張ってみましょう。

 来週のマラソン記録会に備え、朝学習の時間を使って、全校でグラウンドの草取りをしました。前日の雨で土がやわらかくなり、人の手でもすいすい抜けました。「今日は全校草取りの日です」の放送後、6年生がすみやかにグラウンドに出て、バケツや一輪車を用意してくれました。子どもたちは、学年ごとに分担された箇所をきれいにしようと頑張ってくれました。1回ではきれいにならないので、金曜日に2回目を行う予定です。

 6年生が体育館に集まっていました。ステージとその前のアリーナに等間隔に並んで立っているので、「何をしているのか」と担任に尋ねると、学習発表会の立ち位置を見ているとのこと。やってみて、より格好良く見えるフォーメーションを考えていくのだそうです。今月末の学習発表会に向けて、それぞれの学年で準備や練習が行われています。

 今日は「中秋の名月」です。2023年の場合は、旧暦の8月15日が今日9月29日に当たるそうです。秋の澄んだ空気のおかげで、一年で最も美しい満月を見ることができる日です。平安時代の貴族は、お月見をしながら和歌をつくって楽しみました。今はお月見と言えば「お団子」でしょうか。今日の給食も、これにちなんだ献立(「鶏そぼろ丼」「お月見すまし汁」「のりずあえ」「お月見デザート」「牛乳」)です。変化の激しい時代を生きる子どもたちには、ちょっと立ち止まって夜空を見上げ、昔からずっと言い伝えられている「中秋の名月」について思いふけってほしいと思いました。

 4年生は「環境学習」に取り組んでいます。これまで、川の生体・水質調査、川やダムの働き等を学習してきました。子どもたちには「きれいな川は当たり前ではなく、自分たちが守っていかなければならない」と考えてほしいと願い、「新潟水俣病」の学習を始めました。本来は5年生の社会科で「四大公害病」の一つとして学習する内容です。4年生には難しいかなと思いましたが、子どもたちの思考の流れにぴったりはまったようで、講師の先生の話を真剣に聞いていました。今日の外部講師の先生は「あがのがわ環境学舎」の山崎様です。子どもたちは、新潟水俣病とは何なのか、どこで起きたのか、病気とは違うのか、なぜこんなことが起きたのか等、真剣な面持ちで考え、積極的に発言しながら学んでいました。山崎先生からは、「元気のいい子どもたちですね。ノートに学者のようにまとめている子もいましたよ」と感想を述べられていました。

 5月25日にさつまいもの苗を植えてから約4か月。夏の酷暑をたくましく生き抜いたさつまいもを1年生が収穫しました。子どもたちは「おいもの先生」と呼んでいますが、「愛宕っ子を育む会」から学習ボランティアとして3人の方にご来校いただきました。ご多用の中、毎回ありがとうございます。子どもたちが畑に集合する前に、つるをカットして掘りやすいように準備してくださいました。「お願いします」とあいさつをした後、まずはカットされたつるを畑脇に運びました。次に掘る工程に入るのですが、土が硬く締まっていてなかなか掘れません。そこで子どもたちは「おいもの先生、来てください」と声を掛け、根っこ周辺をスコップで掘り起こしてもらいました。次第に、どういう仕組みでさつまいもがなっているのか分かってきました。ピンク色の根っこが少しでも残っていると、力を合わせて掘り進めるという期待感たっぷりのわくわくする時間が過ぎていきました。子どもたちは夢中になって土を掘り、根を引っ張り続けました。写真はごく一部ですが、思っていたよりもたくさんのさつまいもを収穫できました。

 今日の気温は27℃。不安定な空模様ですが、涼しい風が吹いていて過ごしやすい天気です。そんな中、1年生がマラソン記録会の練習をしていました。最後まで走り続けてゴールする子、疲れて歩いてしまう子、後ろの子に並ばれた途端にダッシュして逃げる子、そして疲れて歩く子、疲れてしゃがみ込む子、その子のところに戻って心配と励ましの声を掛ける子、「♪負けないで」を大きな声で歌って応援する子…と様々な人間模様が見られました。今日は、着順カードが配られたので順位がはっきりしました。それを見て喜ぶ子もいれば、悔しくて涙を流す子もいました。わずかな時間の中で、子どもたちの心が動くのを感じました。このようにして、体とともに心も鍛えられていきます。

 スマイルウォークが終わり、子どもたちの意識はマラソン記録会に向かっています。今日は曇りで少し風もあり、外の方が過ごしやすく感じます。体育の時間には、各学年が半分の人数に分かれ、一方は実際に走り、もう半分の子達は「がんばれー」と応援しながら担当する子のラップタイムを記録し「タイム落ちてきたぞー」などと大声で知らせています。すばらしいパートナーだと感心しました。昼休みになり、大勢の子どもたちが元気に遊び回る中、グラウンドに集まり「よーいドン!」と一斉に走っている6年生数人がいました。そこに下の学年の子達も少しずつ加わっていきます。走れば走るほど、記録が伸び、しかも楽に走れるようになっていきます。この持久走の醍醐味をたくさんの子どもたちに味わってほしいと思います。