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 1年生が生活科で「クリスマスリース」の飾り付け作業をしています。子どもたちは家から「リボン」やキラキラした飾りを持ってきたり、紅葉した「銀杏の葉」や「どんぐり」を拾ってきたりしました。それ以外にも「松ぼっくり」「南天の実」「ボタン」など、自然のものやカラフルな人工物も用意し、子どもたちが自由に使えるたくさんの材料が用意されていました。子どもたちはこれらの材料の組み合わせや配置を楽しみながらリースに接着していきます。ただ、この接着作業が難しいので、「はつらつマザーズ」の皆さんが助けに来てくださいました。また、松ぼっくりをカラフルにするためにいろんな色でカラーリングもしてくださいました。子どもたちに大人気でした。大変ありがたいばかりです。今年の子どもたちは、松ぼっくりの隙間に南天の真っ赤な実を1個ずつボンドでくっつけて、新たな飾りを作って楽しんでいる子が多かったです。苦労して作ったリースです。お家でも大事に飾ってほしいです。

 6年生が「喫煙予防教室」の授業を受けました。毎年この時期に、市の「未成年者生活習慣病予防保健指導」があるので、健康福祉課の方をお招きしてご指導をいただいています。今日の内容は「たばこの成分」「タールやニコチンによる体の害」「カイワレ大根の水耕栽培にたばこの葉を与えると」「たばこの煙を吸わせたうさぎの耳の血管の変化」「人の肺の機能低下と肺ガンの発生率」「双子の年輩者の顔(肌)の明らかな違い」「ニコチンの依存性」「身の回りにある依存性のある飲み物」「主流煙と副流煙」「最初の1本を吸わない大切さ」「周囲の人から毅然と断れるか」などでした。たくさんの情報量ですが、実物・模型・スライド・動画などを駆使してくださったので分かりやすかったです。子どもたちは、うさぎの耳の血管が一気に収縮し、血管がなくなってしまう実験動画に一番驚いていました。また真っ黒になった肺が、硬くなって収縮できなくなる模型も関心度が高かったです。子どもたちは今日の学習で「一人一人が自分や家族の健康のために、最初の1本をいかに吸わないようにするか、周囲の誘いを断るか」だと理解できたと思います。「1本吸ってみるか?」あなたはどう断りますか。

 11/11(月)~11/15(金)は校内読書週間です。この期間中は、①「全校朝読書」をしたり、②「全校読書郵便」(縦割りスマイル班のペア学年の子にお勧めの本を専用はがきで紹介します)、③「先生のお勧めの本」(全教員が子どもたちに読んで欲しい本を専用用紙に書いて紹介します)、そして図書委員の子たちによる、④「紙芝居の読み聞かせ」と盛りだくさんです。写真は昼休みに「紙芝居」を読んであげている図書委員会の子どもたちです。天気が良くて、しかも低学年が体育館で遊ぶことができる日だったので、大勢は集まりませんでしたが、来てくれた子どもたちを楽しませようと、一生懸命気持ちを込めて読んでいました。図書委員の皆さん、児童会祭りの準備等もあって忙しい中、自分以外の人達のためになるお仕事をしてくれました。ありがとう。

 今日は、『はらぺこあおむし』とのコラボ給食でした。お腹をすかせた小さなあおむしが、いろんな食べ物をもりもりと食べ続けて、やがて美しい蝶に成長する物語です。絵本は色彩がきれいで今日の献立のようです。「ウインナーとコーンのピラフ」「キャベツのスープ」「フルーツポンチ」「チーズ」「牛乳」。ピラフは薄い塩味で、コーンを噛んだときに甘みが感じられてウインナーもたくさん入っていて、子どもたちが喜びます。スープは大きなじゃがいもがごろごろ入っていて、キャベツとしめじもたくさん食べられて、鶏肉からおいしい出汁が出ていておいしいです。そして子どもたちが大好きなフルーツポンチ。カラフルなゼリーとフルーツを大事に少しずつ食べる姿が目に浮かびます。これだけでも十分なのにチーズもついていました。育ち盛りの子どもたちにはタンパク質とカルシウムがありがたいです。洋風なメニューでおいしかったです。

 4年生は環境学習で「新潟水俣病」の学習をしています。今日は外部講師として新潟水俣病の未認定患者の認定を求めて運動を展開してこられた旗野様をお迎えしました。旗野様からは『阿賀のお地蔵さん』の読み聞かせをしていただき、最後に子どもたちが抱いた水俣病に関する質問にお答えいただきました。「旗野さんは水俣病にかかったのですか?」「水俣病の患者さんは何人いるのですか?」「水俣病で亡くなった方は何人ですか?」「水俣病の原因である水銀がどれだけ体に入ると危険なのですか?」「水俣病で亡くなった人間以外の生き物はいますか?」「水俣病の名前の由来は?」「水俣病はコロナのようにうつるのですか?」などなど。旗野様からは「いい質問だね」「するどいね」「数字に関することは自分でも調べて」「今でも分からないことが多いので、これからのあなたたちが調べてください」と、賞賛やアドバイス、未来への希望や期待なども交えて、丁寧にそして分かりやすく教えていただきました。私も参観しましたが、今年の子どもたちは、水俣病を自分事としてとらえていて、未だに解決していないことに怒っている感じがしました。そのことをお伝えすると「いい子どもたちですね」とにっこり褒めてくださいました。

 今日は『ごんぎつね』にちなんだ献立です。「村松の栗おこわ」「いわしのしょうが煮」「きのこ汁」「ちぐさあえ」「牛乳」です。いわしのしょうが煮は「照り」が美しく、骨も柔らかくて、子どもたちがかぶりついて食べられていいなと思いました。栗おこわは、もち米がモチモチに炊き込まれていて、栗も大きくてホクホクしていておいしかったです。きのこ汁は「鶏肉、あぶらあげ、大根、しめじ、なめこ、長ネギ」の組み合わせがとてもおいしくて、子どもたちが並んでおかわりする姿が目に浮かびました。ちぐさあえは小松菜の緑とにんじんの朱色がきれいで、ほんのり甘くておいしいです。読書週間コラボ給食は明日まで続きます。

 1年生が道徳の授業を公開しました。指導者は市教委指導主事の浅間先生です。「いのちのアサガオ」のお話とお母さんからの手紙、追加資料として、あるお母さんの出産シーンを子どもたちに提示し、「命の大切さ」「命の重さ」「命は自分だけのものではないこと」をあらためて認識してほしいと願い授業を組み立てていました。子どもたちは「いのちのアサガオ」を読む担任を食い入るように見つめ、お話の世界に入り込みました。「どうして死んじゃったの?」「かわいそう」とつぶやく子どもたち。出産シーンの動画に対しては「お母さん苦しそう」「赤ちゃんに血がついてる」とつぶやき、無事に生まれたのが分かると自然に拍手が湧き起こりました。担任の問いかけに一生懸命考えて答え、自分の考えや思いを伝える子どもたちの姿が大変立派でした。浅間先生からは「子どもの発言は、すべての思いを表現できていないことが多いので、教師が【問い返す】ことが深い学びにつながっていく。道徳においては【問い返し】がとても重要」「経験も考えていることもすべて異なる32人の子どもたちが、担任の細やかな配慮によって集中して取り組んでいた」と教え、褒めていただきました。今後もお母さんのメッセージにあるように「精一杯生きていってほしい」という言葉の意味を考え実践させたいと思いました。

 今日は、巡回歯科保健事業として、歯科衛生士のお二方が2年生に「第一大臼歯」の大切さと正しい磨き方を教えに来てくださいました。第一大臼歯は歯の中で一番大きく、噛む力がとても強いです。初めて生える大人の歯で、噛み合わせの基本となる大切な歯です。別名「6歳臼歯」とも言われます。でも生え始めは柔らかくて虫歯になりやすいので、生えてきたら積極的な虫歯予防が必要になります。「鏡でお口の中をのぞいてみましょう!第一大臼歯はどれだか分かるかな?」「プラーク(歯垢)が残っていないか、ちゃんと磨けているか、色を付けて調べてみましょう」「(カラーテスターの袋を開けて)めっちゃいいにおい!」「第一大臼歯のべろ側とほっぺた側もぬってくださいね」「歯が真っ赤っかだよ」「べろも赤くなった」とやりとりが続きます。子どもたちは、ピンクに染まった歯を鏡で見ながら,教えていただいた通りに「歯ブラシを鉛筆持ち」して「小刻みに」動かしてブラッシングしていました。健康指導も発達段階に応じたタイミングが重要です。昨日は5年生にもご指導いただきました。歯科衛生士のお二方、ありがとうございました。

 ボランティア団体「あじさいの会」に所属する3名の講師先生が来てくださいました。1年生と2年生の学級代表児童が校長室に迎えに来てくれて、講師先生を教室へ案内してくれました。子どもたちは床に座り、講師先生の方に体を向けて、絵本に集中しています。物語の続きを予想して、ついつぶやいてしまう子がいたり、ページをめくるタイミングで、みんなで笑ったり驚いたりするクラスもありました。講師先生は校長室で「最近の子どもたちは、ゆっくり本を読まなくなってきたでしょうか」とお話しされていましたが、愛宕小の子どもたちは絵本に夢中になって聞いています。あじさいの会の皆様ののおかげです。いつもありがとうございます。現在「校内読書週間中」です。時代は変わっても、子どもたちは読み聞かせが大好きなようです。ぜひお家でもお子さんと一緒に本の世界に浸り、楽しい会話をしたり想像力を育んだりしてみてはいかがでしょうか。

 5年生が、五泉市小学校音楽交歓会に参加しました。さくらんど会館に到着した学校から、ステージでリハーサルをしていきます。それを興味津々で眺める子どもたち。どんな気持ちで見ていたのでしょう。すべての学校のリハーサルが終わり、いよいよ開演です。後ろには大勢の保護者や地域の方々が応援に、そして鑑賞に駆けつけてくださいました。ステージからの景色は子どもたちに相当なプレッシャーを与えたと思います。そんな中、4番手で登場した愛宕小学校の5年生は、練習通りの素敵な歌声を響かせてくれました。大きな拍手喝采をいただいてステージを降りる表情からは「終わった」「やり遂げた」という気持ちが感じられました。緊張感は、クラスの仲間と一緒にいることで和らいだと思います。学校を出発する前には、6年生から「きれいな歌声を届けてきて」「会場の雰囲気にのまれないで」「楽しんできてね」などのメッセージももらっていました。5・6年生が学校を代表して出掛ける時には必ず、窓ガラスにメッセージを張り出して応援し合っています。愛宕小のいい伝統です。5年生のみなさん、学習発表会が終わってもずっと続いた練習でした。本当にお疲れ様でした。