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5年生の「災害食講習会」

 市栄養士の渡辺様と市食生活改善推進委員6名の皆様をお迎えして、5年生を対象に、食育・防災&災害食講習会を行いました。各グループに「バナナ蒸しケーキ」の材料が配られ、1人ずつ耐熱ビニル袋を持ち、そこにホットケーキミックス、ココア、水、バナナを入れ、手でもんで馴染ませました。袋の空気を抜き、袋の上の方をしっかり縛ったら、それを沸かした熱湯に入れました。蒸し上がるまでの20分間を使って子どもたちは防災教育を受けました。

 ゴムボートで救助される人たち、水没する道路やお店、田んぼの写真を見て、これが約11年前の五泉市で起きた災害だということを初めて知って驚いていました。また東日本大震災で被災した方々がどんなものを食べてやり過ごしていたのかを知ったり、家庭で「災害食」を保存しておくことの大切さを学んだりしました。 最後にできあがった「バナナ蒸しケーキ」をいただきました。「災害は忘れた頃にやってくる」という言葉もあります。今日学んだ知識を生かす時が来ないことを祈りつつ、もし起きたときは、みんなで助け合って命をつないでほしいと思います。教えてくださった皆様に感謝しましょう。