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 73日間の1学期前半が無事終了します。保護者、地域の皆様のご理解とご協力のおかげです。ありがとうございました。以下は、夏季休業開始前の全校朝会の様子です。最初に校長講話を行いました。一部抜粋します。

 「明日からは皆さんが楽しみにしている夏休みです。何日あるか分かりますか。33日間です。いくつかやりたいことは決めていますか。皆さんに安全で楽しく充実した夏休みを過ごしてほしいので、私から実行してほしいことを3つ話します。1つ目は【外出するときの約束を家族とすること】です。誰とどこへ行くのか、何時に帰るのかを家族に伝えて出掛けてください。2つ目は【決められたことをやり遂げる】ことです。学校から出る宿題などの学習課題、家の人と約束した課題やお手伝いもそうです。やり遂げられたら自分を褒めてあげましょう。3つ目は【普段は時間がなくてあまりできないことをやること】です。長い時間をかけて一つの研究や作品づくりに没頭したり、おうちの人と一緒に遊んだり、ゆっくり話をしたりしてほしいと思います。最後はお願いです。ニュースでは、【今年は10年に一度の暑さ】で、場所によっては40度を超えることもあるそうです。熱中症にかからないように、普段から天気予報をよく見て、エアコンを上手に使って、水分補給を心がけてください。それからもう一つ。新型コロナウイルスの第11波が迫ってきているそうです。換気、手洗い、うがい、人が大勢いるところに行くときは、必要に応じてマスク着用も考えてください。自分と家族の命を守りましょう。最後です。今週の金曜日、26日からオリンピック&パラリンピックが始まります。世界中から努力を積み重ねた一流の超人たちが、フランスのパリに集結して、様々な種目で競い合います。日本人の活躍をぜひ応援してあげてください。これで終わります。」

 その後、生活指導部の職員が、夏休みの生活で気を付けなければならないことを6つ説明しました。①火の取り扱いに注意、火事を起こさないこと、②川遊びは大人と行くこと、③飛び出し禁止、自転車はヘルメットを着用すること、④不審者対策「いかのおすし」の確認、⑤万引きは駄目、用もないのにお店に行かないこと、⑥熱中症に気を付けて元気に遊ぶこと、時には部屋で読書もお勧め、です。

 最後に、転出する児童の紹介と一言あいさつが行われました。次の学校でもたくさん友達を作って活躍することを祈っています。

 みなさんが有意義な夏休みを過ごせるように、そして8月26日(月)には元気な姿でまた会えることを願っています。

 昨年度の夏休みに、川遊びをした子どもが7割以上いたことが分かり、今年度から水泳授業の最後に「着衣泳」を取り入れました。いざという時に命を守る行動がとれるようにするためです。講師は日本赤十字の菅家さんです。菅家さんは、防災の観点からの指導もしてくださいました。「洪水になって水底が見えない時の歩き方」「入ったことがないプールなどへの安全な入り方」「ペットボトルを使った背浮き」「ランドセルやお菓子の袋でも背浮きができること」「釣り竿での救助方法」「ライフジャケットの正しい着方」など、たくさんのことを教えていただきました。1年生の子どもたちは「背浮き」が全然できなかったのですが、粘り強くチャレンジし続けた子達がだんだんできるようになり、「すごい」と褒められると、あきらめていた子達の心に再び火がつき、最後は、できる子がだいぶ増えました。上の学年になればなるほど、上手に浮くことができました。体育着を着て、靴を履いてプールに入るのは初めてです。プールから上がると「体育着ってこんなに重たかったの?」とつぶやく子がたくさんいました。菅家さんありがとうございました。子どもたちもよく頑張りました。

 たくさんの思い出と家族へのお土産を抱えて、全員が元気に佐渡から帰ってきました。到着式では、見学したり体験したりして心に残ったことを代表児童が発表してくれました。家に帰ったら、全員がお家の人に旅行の思い出を語るのが今日の宿題です。帰りのジェットフォイルとバスでは、ほぼ全員が深い眠りについていました。今日は早く寝て、元気を回復してください。睡眠は大事です。これで修学旅行の発信を終わります。ご協力いただいた保護者の皆様、お世話になったたくさんの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 佐渡奉行所の「おしらす」を見学・体験した後は、「勝場」の建物に歩いて移動です。ここでは、江戸時代の金銀の選鉱作業をタイムスリップして体験させてもらえます。きらりうむで学習済みなので、何のためにその作業をするのか、これは何の工程なのかを分かった上で体験しています。

※これは、佐渡の修学旅行現場から学校に送信したデータの1つです。多くのデータを送ったため、埋没してしまい、取り残されてしまいました。本当は「修学旅行1日目⑧」の後に配信する予定でした。順番がおかしい配信になってしまい申し訳ありません。

 椿茶屋で佐渡最後の食事をいただきました。クラスでメニューをどうするか真剣に討論して決めたのが、「天ぷらカレー」でした。天ぷらは塩味で、カレーはちょっと辛くてよく煮込まれていておいしかったです。お店の方が、「たくさん作ったから」とご飯とカレーの残りをサービスで出してくださり、あっという間に売り切れてしまいました。温かい心遣いに感謝ですね。この後は、佐渡汽船に向かい売店でお土産を購入します。そして14時35分発のシャットフォイルに乗って新潟港に向かいます。

 西三川ゴールドパークに着きました。バスガイドさんに1グラム1万円という時価を教えてもらい、子ども達も俄然やる気がアップしました。「いつもそんなに静かなの?」と係の方から突っ込まれるほど集中して無言でお皿と砂を回転させています。あっという間の時間でしたが、たくさん砂金をとった子は「ゴールドハンター」というニックネームが付けられました。

 来る途中に降っていた雨が嘘のように止んで、日差しがとても暑いです。二手に分かれて、「たらい舟体験」と「イカ割き体験」を交代でやりました。たらい舟体験は名言がたくさん生まれました。「こわい」「揺らさないで」「ここから出して」「おばちゃん助けて」など他にも多数。最後には漕ぎ手のおばちゃん(子どもたちがこう呼んでいました)と仲良くなり、上手にこげるようになった子もいました。イカ割き体験も「足がもげた」「目玉が気持ち悪い」「口がとれない」など。言葉だけ聞いたら、末恐ろしいことが起きているようです。苦労した分、おいしい一夜干しのいかがたくさんできました。「家の人が楽しみにしているんだ」と教えてくれた子もいました。

 夕べは半分あきらめていましたが、天気予報がいい方に変化しています。朝の海岸散歩には全員で元気に行くことができました。「無料のお土産」ときれいな貝殻を集める子、カニを捕まえた子、透き通った海をじっと眺める子と様々でした。宿に戻るとすぐ朝食です。納豆、鮭、ウィンナー、目玉焼き、ポテトサラダ、ヨーグルト、ヤクルト、オレンジ、ご飯、味噌汁です。「朝が一番食べられるんだ」と言う子もいました。大勢ご飯をお代わりしていました。周りが「おいしい、おいしい」とお代わりすると、つられますね。

 写真をご覧ください。カニが丸々一匹のっています。子ども達は、早速カニから手を付け始めました。宿の方が、食べ方を教えに来てくださいましたが、その前に黙々と食べています。「全部食べられるかなあ」「もうお腹いっぱい」「うますぎ」「ドリア食べたら、佐渡産コシヒカリをおかわりしてこよう」「何時まで食べていいの?」などなど、いろんな幸せな声が飛び交っています。もう少ししたら、1日目の感想発表が始まります。1日目の配信はここまでです。明日もお楽しみに。

 本日最後の見学場所です。ここは活動班ごとに自分たちのペースで見て回ります。「説明書き」をゆっくり読みながら、人形達の作業や台詞の意味を理解しながら55分かけてゆっくり見学できました。歩き疲れた子ども達ですが、宿に向かうことをガイドさんから告げられると大喜びしています。