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 今週は3年生があいさつ運動を展開しています。朝8時になると、自作の「のぼり旗」「たすき」「はちまき」などを装備して各教室を回り始めます。「○年○組のみなさん、おはようございます」と声を揃えて元気な声であいさつしていきます。「お昼の放送で、【何年生のあいさつが良かった】だけじゃなくて、【誰のあいさつが良かったか】も発表できるようによく見てきてね」と担任からアドバイスがあり、子どもたちは一人一人のあいさつのできばえを観察しようと意気込んでいました。今日は、職員室にもあいさつに来てくれました。明日は、給食室の調理員さんたちにも窓越しにできるといいなと思います。あいさつしてもらうと嬉しくなるし、あいさつすると自分も元気になることを再確認してほしいです。

 6年生が体育学習でダンスを踊っています。講師に中澤先生をお招きしましたが、「ヒップホップ感」が昨年よりパワーアップしている気がします。激しい動きを6年生に要求するのですが、それに子どもたちがついていっていました。驚きです。「6年生だから、この2時間で集中して憶えてしまうね、すごい」「最後、曲を流して通すよ。近くの子で気合いを入れて【いくぞ!イエーイとハイタッチして】」など、子どもたちをその気にさせるパワーワードがたくさん聞こえてきます。子どもたちは休憩のたびに水分補給し、扇風機の前に集まります。中澤先生はいっさい風に当たりに行きません。常に体を動かしノリノリで歩き回っています。このパワフルさも子どもたちのお手本になっているようです。

 児童会の「生活委員会」と職員の「生活指導部」がコラボして、新しい「あいさつ運動」を企画してくれました。昨年までは、児童玄関に立って全校を出迎え、あいさつ運動をしていたのは「生活委員会の5・6年生だけ」でした。自分からできる子もたくさんいるのですが、中にはあいさつをされても返せない子もいます。そこで「全員が自分からあいさつができる子になってほしい」「多くの人からあいさつを受ける気持ちよさを感じてほしい」という思いから、学年ごとに1週間玄関に立って「全校のあいさつリーダーになってみよう」、その際は、「学年で必要なあいさつグッズ(旗やたすきなど)を自作していいですよ」、そして「【いいねカード】に頑張っていた人のことを書いて褒め合おう」という計画を立ててくれました。今週は5年生が先頭を切って頑張りました。学校前の交差点まであいさつが聞こえるほどでした。全校の子どもたちがどう思ったのか「振り返り」を読むのが楽しみです。

 全校が体育館に集合しました。まず産休・育休に入る松井先生とのお別れ会と、代替の大関先生に「昨年度に続いてまたよろしくお願いします」の会を行いました。続いて、環境・ボランティア委員会の子どもたちが、「花クイズ」をしてくれました。せっかく大切に世話している草花なので、その名前や葉の形などをクイズ形式にして知ってもらおうと企画してくれました。次に運営委員会の子どもたちが、暑さに負けず、室内で大勢で体を動かして遊びませんかと投げ掛け、「こんな遊びを計画してますよ」と、誘ってくれました。最後は生活指導部から9・10月の生活目標についてのお話です。めあては「仲良く遊び、体を鍛えよう」です。春に行ったスポーツテストの一人一人の結果が出たので、それをもとに、自分の体力面の長所と短所を把握し、自分が伸ばしたい「体力の要素」を決めて、休み時間や体育の時間に運動に取り組んでみようという内容です。誰かにやらされるのではなく、自分から課題を見つけて、それを克服し、それによって自己肯定感を高めるというねらいで取り組みます。熱中症に気を付けながら、「知・徳」の土台となる「体力」も向上させましょう。

 グラウンドの雑草が伸びてきて、「サバンナ」状態でした。草が伸びると、蚊やブヨも集まってきます。管理員さんが機械と手作業で除草作業をし、さらに子どもたちと職員で、休み時間や掃除の時間を使って草取りをしていました。ただ暑い時期に長時間草取りをすることで熱中症になる危険性があり困っていました。そこで今年はPTAの活動に組み入れ、週休日の朝にグラウンド除草作業を行いました。土曜日の朝にもかかわらず大勢の方が集まり、作業をしてくださいました。おかげで、安心してグラウンドでの体育や遊びに集中することができます。PTA校外生活部の皆様、保護者の皆様、子どもたち、本当にありがとうございました。

 8月29日(木)~30日(金)の2日間、村松桜中の2年生10人が職場体験に来ました。生徒達の夢を尋ねると、「小学校の先生」「大工」「プロスポーツ選手」「保育士」「トリマー」「エステティシャン」「公務員」などと教えてくれました。まだ決まっていないけど「社会の役に立つ人になりたい」と答えてくれた生徒もいました。授業中に困っている子のそばに行き、話を聴いてアドバイスをする子、「こんな問題やったっけ?」と小学生時代を思い出し、「子どもたちに教えるには自分が問題を解けないと・・・」と答えを導き出してから机間巡視する子、担任に頼まれて教材を製作する子・・・とみんな考えながら一生懸命仕事をしてくれています。中学校から期限付きでマンパワーを借りることができて本当にありがたいです。一日の終わりには、自己の振り返り活動にじっくり取り組んでいました。

 資源の乏しい日本にとって、一番の財産は「人」「人材」です。教育は未来をつくる人を育てる魅力ある仕事だと感じてもらえるように、職員も張り切っています。

 子どもたちにおもしろい体験をさせたい。地域で活躍している方と子どもたちを引き合わせたい。そんな願いを聞き入れて、ボランティアとして登録してくださったのが、本日(8月29日)お越しくださった平山様です。平山様は、手織り作品づくりを楽しむとともに、各種展覧会に出品し表彰されている方です。「昼休みに手織り体験ができます。興味のある人は会議室に集まってください」と放送すると、たくさんの子どもたちが集まり、作品を鑑賞したり手織り機の扱い方を教えてもらって、ほんの数㎝ですが、きれいな織物を作ったりすることができました。大きな作品を見た子が「完成するまでにどれくらいかかったんですか」と尋ね、「1年間かかりました」と教えてもらうと目を丸くして驚いていました。今後は、クラブ活動の講師としてお迎えし、子どもたちに教えてもらう予定です。

 子どもたちが夏休みに取り組んだ自由研究や工作、コンクールに出品しようと頑張った絵画や毛筆・硬筆等を廊下に展示しました。貯金箱、身近な物で作った物語の挿絵、お城の模型、昆虫の標本、観察記録、オリンピックの考察、身近な不思議を解決しようと取り組んだ実験と考察などなど、アイデアと工夫と努力が詰まったたくさんの作品が並んでいます。今後、全校で鑑賞し「いいねカード」を交換し合い、子どもたちの自己肯定感を高めたいと考えています。校内夏休み作品展は9月5日(木)まで開催しています。このうち、科学作品は9月7日~8日に開催される市科学作品展に出品します。科学研究は10月1日に開催される市科学研究発表会で披露することになります。

 夏休み明け最初の給食です。献立は「ビビンバ丼(麦ご飯、肉炒め、野菜のナムル)」「餃子スープ」「レモンシャーベット」「牛乳」です。ビビンバ丼は、しっかりかみ応えのある細長い豚肉、ぜんまい、ごぼう、玉ネギ、そして甘辛く味付けしたもやし、にんじん、小松菜をスプーンで混ぜながらいただきます。にんにくと生姜も入っているのでスタミナがつきます。夏バテにもいいですね。餃子スープの餃子の皮は米粉を使っているので、モチモチでツルツルした食感です。噛むと肉汁があふれ、生姜の風味が口いっぱいに広がります。餃子意外にもたくさんの野菜が入っていて、このご時世、ありがたい気持ちになりました。レモンシャーベットはさっぱりした甘さでよく冷えています。子どもたちがスプーンでちょっとずつ削りながら大事に食べる姿が想像できます。ごちそうさまでした。

 26日からオリンピック&パラリンピックがパリで開催されることにちなんで、今日の給食はフランス料理の献立でした。「イエローライス」「白身魚のプロバンス風」「ポトフ」「キャロット・ラ・ペ」「ブラマンジェ風デザート」「牛乳」です。白身魚のホキはふわふわと身がほぐれ、衣はサクサクでした。ニンニク風味のトマトソースがかかっていておいしかったです。ポトフはたくさんのウインナーと玉ネギ、キャベツ、とうもろこしなどの野菜が柔らかく煮込んであり、ほんのり甘い野菜の出汁が感じられておいしいです。キャロット・ラ・ペは千切りのにんじんがシャキシャキしていて、ごろごろと入っている大粒の夏みかんと一緒に食べると甘くておししいです。ブラマンジェ風デザートは、赤いイチゴ味?のゼリーの上に白いババロア?のようなふわふわしたものがかかっていて、「これがフランス生まれの冷たいデザートかあ」と感心しながらいただきました。子どもたちには、これを食べながら、遠いフランスの地で日本代表として頑張るたくさんの選手達を応援してあげてほしいなと思いました。