4年生は環境学習で「新潟水俣病」の学習をしています。今日は外部講師として新潟水俣病の未認定患者の認定を求めて運動を展開してこられた旗野様をお迎えしました。旗野様からは『阿賀のお地蔵さん』の読み聞かせをしていただき、最後に子どもたちが抱いた水俣病に関する質問にお答えいただきました。「旗野さんは水俣病にかかったのですか?」「水俣病の患者さんは何人いるのですか?」「水俣病で亡くなった方は何人ですか?」「水俣病の原因である水銀がどれだけ体に入ると危険なのですか?」「水俣病で亡くなった人間以外の生き物はいますか?」「水俣病の名前の由来は?」「水俣病はコロナのようにうつるのですか?」などなど。旗野様からは「いい質問だね」「するどいね」「数字に関することは自分でも調べて」「今でも分からないことが多いので、これからのあなたたちが調べてください」と、賞賛やアドバイス、未来への希望や期待なども交えて、丁寧にそして分かりやすく教えていただきました。私も参観しましたが、今年の子どもたちは、水俣病を自分事としてとらえていて、未だに解決していないことに怒っている感じがしました。そのことをお伝えすると「いい子どもたちですね」とにっこり褒めてくださいました。