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「着衣泳」で、いざという時に備える

 昨年度の夏休みに、川遊びをした子どもが7割以上いたことが分かり、今年度から水泳授業の最後に「着衣泳」を取り入れました。いざという時に命を守る行動がとれるようにするためです。講師は日本赤十字の菅家さんです。菅家さんは、防災の観点からの指導もしてくださいました。「洪水になって水底が見えない時の歩き方」「入ったことがないプールなどへの安全な入り方」「ペットボトルを使った背浮き」「ランドセルやお菓子の袋でも背浮きができること」「釣り竿での救助方法」「ライフジャケットの正しい着方」など、たくさんのことを教えていただきました。1年生の子どもたちは「背浮き」が全然できなかったのですが、粘り強くチャレンジし続けた子達がだんだんできるようになり、「すごい」と褒められると、あきらめていた子達の心に再び火がつき、最後は、できる子がだいぶ増えました。上の学年になればなるほど、上手に浮くことができました。体育着を着て、靴を履いてプールに入るのは初めてです。プールから上がると「体育着ってこんなに重たかったの?」とつぶやく子がたくさんいました。菅家さんありがとうございました。子どもたちもよく頑張りました。