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 2月28日(金)は、一番大切な児童会行事である「六年生を送る会」です。5年生が初めて全校を動かす経験をします。お世話になった6年生に感謝の気持ちを伝えようと、様々な企画、盛り上げ活動を考えて提案し、各学年に「出し物」「プレゼントづくり」「飾り付け」などをお願いしました。5年生自身も全校を楽しませる「全校ゲーム」を考えてくれました。10時25分、会がスタートし、6年生が1人ずつ入場してきます。その子が好きなことや中学校で頑張りたいことなど、事前に取材しておいた内容を5年生が紹介します。5年生の進行の子がタンバリンを叩いて盛り上げます。6年生は照れくさそうに台に上り、オリジナルポーズをとっていました。ここから出し物が始まります。まず3年生が、中央階段や体育館入り口に施した自分たちで作ったきれいな飾り(掲示物)について説明しました。2年生からは「クイズと手話をしながらの合唱」、4年生は「祝福のメッセージを入れながらの合奏と合唱」、5年生は全校ゲームとして「学校場所当てクイズとジャンケン列車」、1年生は「メダルのプレゼント」、3年生はさらに「メッセージカードのプレゼント」を送りました。それに対し、6年生は「クイズ&シンキングタイムでのダンス&突撃インタビューそして在校生への感謝と励ましのメッセージ」を返しました。6年生の退場を見送った後、5年生が在校生に「協力してくれてありがとうございました」とお礼を述べました。どの学年も、この日のために長い時間をかけ話し合ったり、」一生懸命作ったり、失敗してやり直したり、何度も繰り返し練習したりしてきたことが容易に想像できました。本当に素晴らしい「六年生を送る会」を見せてもらいました。お疲れ様でした。

 献立は「オムライス(チキンライス&うす焼きたまご))」「野菜スープ」「キャベツレモンサラダ」「チョコクレープ」「牛乳」です。児童会行事の「六年生を送る会」に合わせてくださいました。まず一目見て「すごい」と思い写真を撮りました。チキンライスは鶏肉と玉ネギ、ピーマンを細かくしたのが混ざり合い、ケチャップライスとよく合います。そこに薄焼き玉子がかぶさり、ケチャップをかけていただきます。見ておいしい、食べてなおおいしい、という感じでした。野菜スープはジャガイモとにんじんが大きくて食べ応えがあり、野菜の甘みとハムの旨みがしみ込んだスープがとてもおいしかったです。サラダは、レモン果汁が入ることで、いつもより酸味を感じました。酸っぱくておいしかったです。1年生は大丈夫だったかな?チョコクレープは生地がうすいので、気を付けて食べて欲しいです。中のチョコクリームがおしいので、子どもたちは大事にちょっとずつ食べることでしょう。栄養士さん、調理員さんに感謝していただきましょう。

 今日の5時間目は「6年生ありがとう交流デイ」です。5年生が企画してくれました。異学年縦割りグループで6年生と一緒に遊びつつ、6年生に感謝の気持ちを伝えようという内容です。各グループの5年生がリーダーとなり、考えた遊びのやり方を説明し、安全な場所に移動して遊びがスタートしました。廊下の広いスペースでは「だるまさんが転んだ」をしています。高学年が鬼になるとフェイントを入れて、いきなり振り向くので、低学年の子達が一気に捕まえられてしまいます。中には「だるまさんが寝た」「だるまさんがご飯食べた」などいろんな指示を出し、その通りにやっていない子を捕まえるというルールで楽しんでいるグループもありました。一方「ハンカチ落とし」をしているグループは、実際にやりながらルールがよく分からない低学年の子に丁寧に教えてあげていました。6年生が鬼になるとかなりのスピードが出るので迫力があります。さらに、タブレット端末を利用して「イントロクイズ」を楽しんだり、「お絵かきしりとり」の答え合わせで盛り上がっているグループもありました。ゲームを楽しんだ後、小さな輪になって集合し、一人一人が1年間お世話になった6年生に感謝や激励の言葉をプレゼントしました。「お掃除を教えてくれてありがとうございました」「勉強と部活を頑張ってください」など。兄弟のように慣れ親しんだ関係なので、かしこまってお礼を言うのがすごく恥ずかしそうでした。一緒に遊んだ今日のことを、みんなが忘れないで欲しいと思いました。

 今年も3・4年生の算数の「そろばん指導」のために、外部講師として荒木様をお招きしました。そろばん教室を複数経営されていて、子どもたちだけでなく年輩の方や高校生にも指導していらっしゃいます。そろばん指導は、3・4年生の算数の指導内容ですが、指導時間はそれぞれ2時間扱いと規定されています。これまで「筆算」を学習してきた子どもたちにとって、考え方と操作が難しい「そろばん指導」に専門家のお力をお借りできるのは大変ありがたいことです。荒木様は、ゆっくりと読み上げ算の要領で数字を唱えながら、そして演示用の大きなそろばんで操作方法を実演しながら教えてくださいます。「9は足せないから1を引いて10に繰り上げる」「次は7も足せないので3引いて10に繰り上げる」という独特の言い回しを繰り返します。すると4年生の子どもたちは、自然発生的にこの言い回しを真似し始めました。「分かってきた」「そろばんの計算って簡単だ」という声も聞こえてきました。このような姿、嬉しそうな顔を見ることができるのが、教員の最大の魅力です。子どもたちには「そろばん計算のよさ」を知り、今後の「暗算」に生かして欲しいです。荒木先生、雪が降る中、大変ありがとうございました。

 今日の給食は久しぶりのパンです。それも子どもたちが大好きな「揚げパン」です。献立は「きな粉揚げパン」「ポトフ」「ドレッシングサラダ」「牛乳」です。きな粉揚げパンは、米粉入りでとてもモチモチしています。きな粉がたっぷりまぶしてあり、子どもたちの口の周りはきな粉まみれになることでしょう。味については、砂糖が少なめで、甘すぎなくてとてもおいしいです。ポトフは、たくさんの具材が入っていて、すべて同じくらいの大きさに揃えてカットされています。ウインナーからおいしい肉汁が出て、たくさんの野菜が食べられて満足感があります。セロリも入っていましたが、強い香りはいっさい感じられません。サラダは、色が鮮やかできれいです。いろんな野菜とたくさんのハムをオリーブオイルであえてあり、これも食べ応えがありました。栄養士さん、調理員さんに感謝していただきました。

 村松の「あじさいの会」に所属する2名の講師先生が「読み聞かせ」に来てくださいました。今日は3年生と4年生が対象です。毎回、発達段階や季節なども考慮して本を選定してくださっています。この本が良いなと思っても、読み聞かせの10分間におさまらないからと、候補から脱落するものも多いそうです。今日は、3年生には日本の昔話「うまかたやまんば」を、4年生にはエチオピアの昔話「むらの英雄」を読んでいただきました。どんなお話だったのかは、お子さんに尋ねてみてください。子どもたちは、集中して聴いています。頭の中で、挿絵をもとにして、物語の情景を映画のように想像しながら聴いているのだと思います。さて次回3月3日(月)が今年度最後の読み聞かせになります。どんなお話が聴けるでしょうか。

 本日はご多用の中、そして最強最長寒波の影響で残雪が山積みになっている中、大勢の皆様が学習参観にお越しくださいました。外履きの数を数えましたが155人を上回る皆様からご来校いただきました。今日の学習参観は、この1年間で「できるようになったこと」を披露した学年、生活科で考えた「お店」に、お家の方をお客さんとして迎えて一緒に楽しむ学年、大勢の友達と交流しながら「外国語活動」に親しむ姿を見ていただいた学年、総合的な学習の時間に個別探究したテーマについて、分かったことや考えたことを発表したり、最後どんな形でまとめるかを話し合う姿を見ていただいたりした学年など様々でした。お子さんの活躍する姿はご覧いただけたでしょうか。この後は、学年懇談会(1年間の振り返り、成果と課題、学年末の予定等)、令和7年度に向けた学年委員会(委員長・副委員長の選出、学年行事をどうするか)、PTA専門部引継会(部長・副部長の選出、活動について)と続きます。今年度の活動に参加されて改善が必要だと思われたことについては、遠慮なく新たなご提案をいただければと思います。皆様のおかげで、愛宕小学校のPTA活動が毎年更新され充実したものになっていきます。本日は誠にありがとうございます。

 4時間目に全校長なわ記録会を行いました。2つ~3つのスマイル班(縦割り班)が合同チームになり、8の字回旋跳びで競い合いました。発達段階も運動能力も差がある子が集まったチームです。ただ回数で競い合うのは不公平ですし、みんなに達成感を味わわせてあげたいと思い、やり方を工夫しています。チームで何回か練習をする中で「自分たちの班は●回くらい跳べるようになるだろう」とメンバーで話し合い、当日はそれを目標回数に設定して、これを超えることができたチームを賞賛しようというやり方です。当日の体育館はキンキンに冷えこみ、緊張感も高まってきて子どもたちは少し震えています。五泉市の広報の方も取材にいらっしゃって、余計に緊張感が高まりました。競技が始まると、ジャンプに合わせて「ハイ!ハイ!」という掛け声と、盛り上げようとする先生達の声が響きます。2回の合計回数で目標回数を超えたかどうかを競うので、1回目の記録が出ると「よし、あと●回跳べばクリアだ」「え~、まだあと●回も跳ばなきゃいけないよ~」といろんなリアクションを見せてくれました。目標回数を設定する際に「去年は簡単にクリアできたチームが多かったので、喜びを倍増するためにも、かなり頑張らなきゃいけない回数を目標にしよう」と声掛けしてあったので、結果はほとんどのチームがクリア、目標回数ぴったりのチームが1つ、わずか1桁目標に届かなかったチームが2つありました。写真を撮っていた広報の方は「ガッツポーズが出たりして、すごい盛り上がるんですね」と賞賛してくださいました。チームのため、自分のために集中して飛び続けたすべての子どもたちに拍手を送ります。

 「2月5日」は、何の日か分かりますか?。この日は、愛宕小学校が大切にしている「忠犬タマ公」が、雪崩で生き埋めになったご主人の刈田さんを救助した1回目の日です。狩猟犬として育てられたタマ公が、前足の先を血で真っ赤に染めながら、必死に雪を掘り起こし、刈田さんを助け出しました。当時、このニュースは日本中を駆け巡り、タマ公の名前が一気に有名になりました。この日のことを忘れないように、今年の給食は「タマ公献立」にしてみました。「ご飯」「タマ吉コロッケ」「吹雪汁」「ホワイトサラダ」「牛乳」です。コロッケには、「五泉市忠犬 桜タマ吉」のイラストをプリントしました。お汁とサラダで、吹雪をイメージしてみました。給食以外にも、総合学習でタマ公のことを学んでいる3年生の子どもたちが、いろんな楽しい企画を考えて、全校でタマ公のことを思い出しながら活動できるようにしてくれました。その様子はまた後日お伝えします。

 今年度最強寒波が襲来すると言われる中、来年度入学予定の年長さんとその保護者の皆さんからご来校いただきました。ありがとうございます。今日は体験入学と入学説明会の日です。体験入学は、年長さんに小学校の雰囲気を実感してもらい、入学に対する不安を和らげるとともに、1年生にはお兄さんお姉さんになる自覚をもたせるためにとても重要な教育活動です。年長さんの隣に1年生が座り、1年担任の指示を復唱して伝え「分かる?」「できる?」「上手にできたね」などと声を掛けていました。丁寧にエスコートする姿はまるで家庭教師のようでした。その間、保護者の皆様には、入学に向けた具体的な心構えや準備について、説明させていただきました。何かご不明な点があれば、いつでも学校にご連絡ください。4月の入学を楽しみにお待ちしています。