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修学旅行で「いか裂き体験」をした6年生。今日の午前中に予定通り、「いかの一夜干し」となって学校に届きました。もともとは佐渡でいかがよく捕れていたこと、冬の保存食にするために「干す」という加工を施したことが始まりのようです。子どもたちは、「いかの一夜干し」をどうやって食べるのでしょうか。両津港のお土産屋さんにも、これがたくさん販売されていたのを見たでしょうか。佐渡を思い出しながら、家族みんなで食べてほしいなと思います。

 両津港の売店でそれぞれがお土産を買い、ジェットフォイルに乗り込みました。雨が降っていて、初めて乗った子どもたちは多少緊張気味です。横の窓ガラスから見える景色がどんどん後方に流れていくのと、ほとんど揺れないことに驚いています。

 佐渡歴史博物館に着きました。佐渡での最後の食事はカレーライスです。子どもたちからは「辛い」という声が聞こえてきました。でもぺろりとたいらげ、お皿を真っ白にきれいにした子もいました。これから両津港に向かいます。

 西三川ゴールドパークです。ガイドさんから金の価値や値段を教えてもらったので、子どもたちの目が真剣です。始まるとみんな無言になり、今日一番の土砂降りの雨音だけが聞こえてきます。中には10個近くゲットした子もいました。中には雨に当たってもいないのに、服がびしょびしょの子もいました。

 たらい舟から降りると、雨具からエプロンに姿を変えて、一人2杯ずつ置かれたイカとまな板、包丁の前にスタンバイしました。この頃が一番強い雨で、説明してくださる方も大声で話してくれました。子どもたちは、おっかなびっくりですが、やって見せてくれたお手本通りになるように頑張りました。みんな上手な手さばきでイカを開いていました。おいしいイカの一夜干しになって家に届くのをお楽しみに。

 小木の矢島経島に着きました。早速雨具を着てたらい舟に乗りました。ちなみに今日、体験する学校では一番でした。ガイドさんに時間通りに移動できて素晴らしいと褒められました。たらい舟は最初に乗り込む時が不安定でドキドキします。15分くらい乗ってみんなが櫓をこぐ体験をし終わった頃にざあっと強い雨になりました。

 夜中に強い雨が降り、朝の散歩を取りやめました。今は小雨です。朝ご飯をしっかり食べて、2日目の活動に備えて欲しいです。子どもたちの中には納豆でご飯を食べるか、半熟の目玉焼きで食べるか悩んだ末に、何杯もご飯をおかわりに行く子もいました。最後に宿の方にみんなでお礼を言いました。みんな元気です。

 地元青年部による鬼太鼓鑑賞会。でも青年部の意向で急遽体験会になりました。さすがに鬼の舞いはできませんが、太鼓を叩いたり、鬼を誘導する提灯を持たせてもらったりしました。掛け声も教わって、全員が心を一つにして鬼太鼓に参加しました。子どもたちの頑張りに青年部の方も喜んでくださり、一人一人にプレゼントをいただきました。子どもたちにとってはサプライズな体験でしたが、こっちの方が心に残ったようです。

 席は少しずつずらして距離をとって対面式になっています。

 料理をご覧ください。さすが佐渡です。カニが丸ごと1匹ずつ並んでいます。食べ方を教えに宿の方が来て一人一人にレクチャーしてくれました。足から上手に身を取り出すたびに先生達に見せに来る子がいました。ご飯を4杯おかわりする強者もいました。

 金山を出てあっという間に宿に着きました。到着式をして早速生活班ごとの行動がスタートしました。まずは非常口やトイレの場所を確認して、今日の汗を流しにお風呂に行きます。夕飯は18時30分からです。

 修学旅行1日目の様子はここまでです。夕食の様子以降は明日ご覧ください。