4時間目に全校長なわ記録会を行いました。2つ~3つのスマイル班(縦割り班)が合同チームになり、8の字回旋跳びで競い合いました。発達段階も運動能力も差がある子が集まったチームです。ただ回数で競い合うのは不公平ですし、みんなに達成感を味わわせてあげたいと思い、やり方を工夫しています。チームで何回か練習をする中で「自分たちの班は●回くらい跳べるようになるだろう」とメンバーで話し合い、当日はそれを目標回数に設定して、これを超えることができたチームを賞賛しようというやり方です。当日の体育館はキンキンに冷えこみ、緊張感も高まってきて子どもたちは少し震えています。五泉市の広報の方も取材にいらっしゃって、余計に緊張感が高まりました。競技が始まると、ジャンプに合わせて「ハイ!ハイ!」という掛け声と、盛り上げようとする先生達の声が響きます。2回の合計回数で目標回数を超えたかどうかを競うので、1回目の記録が出ると「よし、あと●回跳べばクリアだ」「え~、まだあと●回も跳ばなきゃいけないよ~」といろんなリアクションを見せてくれました。目標回数を設定する際に「去年は簡単にクリアできたチームが多かったので、喜びを倍増するためにも、かなり頑張らなきゃいけない回数を目標にしよう」と声掛けしてあったので、結果はほとんどのチームがクリア、目標回数ぴったりのチームが1つ、わずか1桁目標に届かなかったチームが2つありました。写真を撮っていた広報の方は「ガッツポーズが出たりして、すごい盛り上がるんですね」と賞賛してくださいました。チームのため、自分のために集中して飛び続けたすべての子どもたちに拍手を送ります。



