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 葵の御紋の入り口を通り、タイムスリップしました。偉いお奉行様は高い位置に座っていたこと、おしらすで裁きを行ったことなどを学びました。「頭が高い。はは~。」というやりとりの様子が写真で分かるでしょうか。その後、勝場という金銀を分別する当時の作業を体験できる所に移動しました。きらりうむで勉強済みなので、子どもたちも当時の人達のすごさや大変さを実感したようです。

 すごい。バスガイドさんが、「ジブリの映画に出てきそうな場所だよ、観光客が多く来るよ。」と宣伝してくれていたので、子どもたちも心が動かされたようです。記念撮影のあと、しばらく自由に散策しました。

  佐渡金山の歴史、作業工程、働く人々などを巨大スクリーンの映像を見ることで理解が容易にできるように建てられた施設です。海外の観光客向けにすべて英語の解説もありました。子どもたちは真剣に映像を見ています。

 ついに本物の朱鷺を見ることができました。本物に似せたぬいぐるみもあり、抱っこすると体重を体感できるのですが、重っ、3キロもあるの?と驚いていました。これから相川に向かいながら、水田にいるかもしれない野生の朱鷺を探しています。

 お天気はいいのですが、波がちょっとあり、横揺れに慣れない子達が船酔いしてしまいました。さっきまで頭を船首に向けて横になる子がいたのですが、お弁当が配られたらみんな復活しました。佐渡も見えてきて揺れがおさまってきたからかもしれません。

 学校周辺はあいにくの雨。子どもたちは大きな荷物を持っているので、保護者の方が送ってくれました。出発式も急遽、児童玄関内で行いました。これから佐渡に向かいますが、予報では太陽マークがたくさん出ています。自然にはかないませんが、子どもたちが行く先々で太陽が見れることを祈ります。

みなさんからご協力いただいた「緑の募金」を環境ボランティア委員会の児童2名が、村松支所の地域振興課に届けに行きました。

「この集まったお金で、緑を増やしてください。」と、全校の願いもしっかりと届けてきました。