コンテンツへスキップ

 2月20日(火)、3・4年生の算数の「そろばん指導」のために、外部講師として荒木様にご来校いただきました。そろばん教室を複数経営されていて、子どもたちだけでなく年輩の方や高校生にも指導しているそうです。 今日は、3・4年生の算数でほんの数時間の取扱いと規定されているのですが、筆算を学習してきた子どもたちにとっては理解と操作が難しい「そろばん指導」に、専門家のお力をお借りすることにしました。荒木様は、演示用の大きなそろばんを肩にかつぎ、ゆっくりと読み上げ算のように数字を唱えながら、実際にそろばん操作を自分でやって見せながら教えてくださいました。子どもたちには「そろばんで計算するよさ」を知り、今後の「暗算」に生かして欲しいと思いました。

 2月19日(月)、6年生が、SNSを介したいじめや様々なネットトラブルを防止する「情報モラル教室」を実施しました。6年生の実態を知るためにSNS利用に関するアンケートを実施したところ、「スマホを持っていますか」「直接対話のコミュニケーションより、インターネットを介したコミュニケーションの方が得意ですか」「メッセージや画像、動画をニックネームで投稿した場合、永久に匿名でいられますか」「投稿した画像や動画は二度と見られないように完全に削除できますか」などの問いに対する回答に驚いたからです。6年担任を中心に「子どもたちに正しい知識を教えなければ…」と考えました。そこで今回は外部講師として、新潟県警察本部 生活安全部 少年課 少年サポートセンターの方をお迎えしました。講師の先生からは、個人情報がどうやって流出するのか、投稿した情報を消したいときはどうするか(警察も削除できないケースが多々ある)、どのようにSNSを介したいじめは発生するのか、ネット依存症の人はどうなってしまうのか、など実際にあった話をもとに、熱く子どもたちに語ってくださいました。最後は「家の玄関に張り出せるレベルのメッセージしかネット上に投稿してはいけない、それくらいネットは怖いものなんです」と結んでくれました。子どもたちが余計なトラブルに巻き込まれ、人生を台無しにすることがないように、今後もお世話になりたいと思います。本日はありがとうございました。

 2月14日(水)午後1時30分、来年度入学予定の年長さんとその保護者の皆さんが、玄関が開くのを待っています。外は春のような天気です。今日は入学説明会と体験入学の日です。体験入学は、年長さんの小学校入学に対する不安を和らげ、しかも1年生にはお兄さんお姉さんになる自覚をもたせるために大切な会だと考えています。年長さんは1年1組と2組に分かれて入室し、普段1年生が座っている席に腰掛けました。1年生はその隣りに別の椅子を持ってきて、まるで家庭教師のように座っています。そんな中、自己紹介・名前書き・お絵かき・プレゼント渡し、などを1年生一人一人が担当し、年長さんが困らないようにエスコートしていました。お家の人が説明会を終えて迎えに来るまで、静かに動画を見て過ごしました。

 2月7日(水)の昼休みにダンスクラブが今年度2回目の発表会をしました。自分たちで校内放送を使って全校に宣伝し、「たくさんの人に見てもらいたいです」「手拍子をしたり一緒に踊ったりしながら体を動かしましょう」と投げ掛けました。発表は3曲で、➀「♪唱」、②「♪デビルじゃないもん」、③「♪ダンスホール」です。実際、その通りに一緒に踊る子がたくさんいて大変盛り上がりました。例によって「アンコール」がかかると、「じゃあ3曲の中のどれがいいですか」と聴衆に質問し、「6年男子は何がいいですか」と指名すると「♪アイドル」と大声で答えました。このやりとりも見ていて楽しかったのですが、以外だったのは今日発表した曲じゃないものを6年男子がコールしたのに、「分かりました」と言ってダンスクラブの子達は見事に踊りきりました。子どもたちが主体的に活動している姿が素晴らしかったです。

 全校朝会で、「能登半島地震で被災して苦しんでいる人達がまだまだ大勢いることを忘れないでください。未だにボランティアさんも受け付けることができないそうです。どうか無関心にならないでください」という話をしました。数日後、児童会の「環境・ボランティア委員会」の子どもたちが、今の自分たちにできることはないかと考え「赤い羽根、緑の羽根募金をやったことがあるから、この経験を生かして、被災地の復興のために募金活動をしたい」と計画を立ててくれました。期間は、2月5日(月)から2月9日(金)までの朝7時45分から8時までとし、当番の子が「能登半島地震の募金をお願いします」と呼び掛けています。募金してくれた子に対して「ありがとうございます」とお礼も言っています。毎朝、こんな心温まる光景が中央階段前で見られます。中には「家の人に持って行けって言われた」という子もいました。お家の方の「困ったときはお互い様」という優しさや思いやりを、子どもたちは感じ取っていると思います。保護者の皆様のご協力に感謝いたします。

 5年生が家庭科でご飯と味噌汁づくりを学んでいます。今日は調理実習をするのですが、それに合わせて「越後天然ガス」の方6名が外部講師として来てくださいました。最初は、やっぱりガスのお話です。元日に地震があったばかりですが、地下のガス管を地震にも耐えられる素材や形状にしてあることや、安全のためにガスに臭いを付けてあること等を教えていただきました。その後は「エコ料理」についてです。

 子どもたちは「旬の物を食べること」「地産地消に努めること」「食材ごみや残飯ごみを減らすこと」「食後の食器は水を張ったタライに入れること」により、灯油やガソリン、水の使用量を抑え、環境への負荷を抑制できることを学びました。 調理実習では、各グループに講師先生が入り、調理の手順や安全面などを丁寧に指導してくださいました。家庭科室は出汁の煮干しの香りでいっぱいです。味噌汁の具材の大根をみんなで少しずつ切ってお湯で煮るのですが、講師先生はタイミング良く「大根の色を見てごらん。透明なのと白いのとあるでしょ。白いのはちょっと分厚いよね。これだけまだ白いということは、切り方を揃えればガスの省エネにもつながるね」と指導してくださいました。他にも基礎的な包丁の持ち方、まな板に置くときの包丁の向き。包丁を持たない方の手について、お湯を沸かすときのコツなどたくさん教えてくださいました。ご多用の中、ありがとうございました。

 学校給食週間、最終日の献立は「ご飯」「さばの照り焼き」「色白五泉産美人のごま味噌汁」「五目煮豆」「いもっちくりっちのお友達あじのり」「牛乳」です。味噌汁は、ごまの風味が強く、大きいごろっとした里芋が柔らかく煮込まれ、一方れんこんは薄くカットされているのにシャキシャキした歯ごたえがあり、このコントラストが楽しいです。にんじんのオレンジ色も目に鮮やかです。煮豆は、さつま揚げが少しだけ大きく、それ以外のごぼう、こんにゃく、にんじん、しいたけをすべて豆の大きさと同じにカットされ食べやすくしてあります。口いっぱいに頬張ると、いろんな素材の味がします。全体的にほんのりと甘い味付けで、子どもたちもおかわり必死でしょう。サバの照り焼きは骨もなく皮ごと食べられました。これと味のりがご飯をすすませます。

 大谷翔平選手のグローブを使える日がついに来ました。外は青空も見え、グラウンドには水たまりもありません。早速、使用簿に名前を書いた順にキャッチボールを始めました。「グローブ、かってぇ(固い)!」「やばい、捕りにくい」と感想をもらしながら、上学年の子達が使っています。思わず力が入り、変な方向に投げてしまった時は「ごめん」と謝っていました。掌の部分じゃなくて、ネットの所でキャッチするんだよとアドバイスが始まります。この人間関係づくりも大谷選手のねらいかもしれませんね。

 学校給食週間中は、校内に様々な掲示物が貼られているので、一部を紹介します。中央階段前には、子どもたちに給食を提供するためのお仕事をしてくださっている栄養士さん、食育推進員さん、調理員さんからのメッセージがあります。「食缶が空になって戻ってくるとそれが一番嬉しいプレゼントです」など。その下には、学校給食の献立の変遷が分かるようになっていました。明治22年は「おにぎり、塩鮭、菜の漬け物」。昭和30年は「コッペパン、ジャム、鯵フライ、サラダ、ミルク」。昭和60年、平成12年・・・と時代を象徴する献立に変わっていきます。

 その他、今日は給食時間中に5年生の子が給食作文を読みました。給食を作ってくださる方々への感謝と、震災で食べ物にも苦労している方もいるので、大事に残さず食べましょうと結んでくれたのが印象的でした。現地の方のことを想像できていて素晴らしいですね。

 今日の献立は「麦ご飯」「卵入り鶏そぼろ丼の具」「さわに椀」「ゆかり和え」「いちごっちタルト」「牛乳」です。鶏そぼろと卵、枝豆の組み合わせがよく、子どもたちも大好きです。おかわり必死ですね。ほんのり生姜が入っていて、食欲がどんどん増していきます。さわに椀は春雨、豚肉、かまぼこ、にんじん、ごぼう、えのきたけ、しいたけ、長ネギ、タケノコがすべて細長く千切りされていて、口に入れると、すべてが同じ向きに整列しているようで、食感が楽しいです。薄い味付けで、それぞれの食材の味がよく分かる椀物です。ゆかり和えは、キャベツともやしがシャキシャキして、赤シソの酸味がうっすらコーテイングされています。いちごっちタルトは、言わずもがな、子どもたちは大好きです。ゆっくり少しずつ大事に食べることでしょう。