コンテンツへスキップ

 今年の「全校縦割り班スマイルウォーク」は、「城下町である『村松』の特徴を知ろう」という「ねらい」を新たに付け加えました。目的地は「村松城跡(じょうせき)公園」です。村松地区の旧「町名看板」を巡り、仲間と協力してクイズに答えながら歩く「ウォークラリー」形式です。城跡公園では班ごとにお弁当を食べたり遊んだりする計画です。歩くコースについては、6年生のタブレット内に動画があり、それと地図を見ながら進みます。さらに昨年度と違ってまっすぐの1本道ではありません。歩行者専用の「歩道」がないところもあります。そこで「白線から車道に出ないように歩くこと」「止まっている車を避けるために車道を歩かなければいけない場合は、前後を何回も確認すること」を約束しました。帰ってきた子どもたちに尋ねると「昨年より学びがたくさんあった」「村松のことが分かって良かった」「公園だけじゃなく、行き帰りの道中でたくさんしゃべったし、いっぱい助け合っておもしろかった」という感想を教えてくれました。 このように、子どもたちの心を動かすことができたのは、ご多用の中、ご参加いただいたたくさんのボランティアの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。

 10月8日(火)今週は4年生があいさつ運動に取り組んでいます。これまで他学年の取組を見ていて気付いたことや改善点について話し合ったのでしょう。やり方がちょっと違っています。4年生は登校すると、ランドセルを教室まで持っていかず、自分の活動場所に置いて、すぐにあいさつ運動を始めます。立ち位置も、階段の踊り場にも陣取っています。のぼり旗やたすき、はちまきの他に「うちわ」も自作し盛り上げています。素晴らしいなと思ったのは、のべつまくなしにあいさつするのではなく、相手意識をもって、通過する個々の子どもや職員に目を合わせて、礼儀正しくお辞儀をしながら「おはようございます」と声を掛けているところです。この良い話を、次の全校朝会で紹介しようと思います。

 10月7日(月)令和7年度に入学予定の年長さんたちが、就学時健康診断のために、そしてお家の方は学校説明会のために来校されました。玄関で受付を済ませると、子どもたちは検査会場の2階へ、お家の方は体育館へとお別れです。子どもたちが困らないように、寂しがらないようにと、来年度6年生になる現5年生の子どもたちが、学校に居残りをしてお世話係を務めてくれました。5年生にとっては、いよいよ最高学年になるという意識が高まります。年長さんにとっては、「あの時に手をつないでくれたお兄ちゃん、お姉ちゃんがいる」と思えることで、小学校に入学するギャップを和らげる効果があります。体育館では、保護者の方に向けて、市教育委員会様のお話、市の学校給食の取組、入学までの諸準備と提出物・入学用品の話、PTA会長様のお話、最後に校長の家庭教育講話を行いました。長時間お付き合いいただき誠にありがとうございました。子どもたちも、初めて行く小学校で様々な検査を受けて、相当疲れたことでしょう。お家の方には、「よく頑張ったね」と褒めてあげてほしいです。

 今年度の新たな取組を紹介します。全校で「朝英語活動」をしています。今日で2回目です。外国語専科指導教員の先生が、朝学習の時間に、各教室のスクリーン越しに、全校児童に対して英語に慣れ親しむ外国語活動を行います。廊下には、全校が英語表現を練習する元気な声が響いてきます。それだけでなく、その日の休み時間に、朝習った英語表現を使って楽しもうと呼び掛けます。今日は、6年生が「ワッツ ディス?」(これは何でしょう)と会う人会う人にクイズを出してくれて、それにできるだけたくさん答えて、自分のビンゴカードに○を付けるというやり方で楽しみました。子どもたちには、英語で話すことへの敷居をもっと低くして、気軽にどんどん使ってほしいと考えています。今度は11月18日です。

 9月30日(月)今週からは、1年生が「あいさつ当番」を頑張っています。玄関の中央階段前に1列に並び、教室に向かうお兄さんとお姉さんに向かって、一人一人が「おはようございます」と声を掛けています。先週は6年生だったので、それと比べると明らかにあいさつの声が甲高くて、周波数も高く感じられます。その声の高さと元気の良さ、そしてけなげさに、靴を履き替える高学年の子どもたちが、にこっと笑みを浮かべているのが印象的でした。

 9月27日(金)下越教育事務所プロジェクト訪問(中学校区訪問)が行われました。村松桜中学校区の小・中学校から17名の先生方にご参加いただき、当校職員と合わせて31名で授業研究を行いました。指導者として、下越教育事務所からは奥山指導主事、五泉市教育委員会からは浅間指導主事にお越しいただきました。授業公開をしたのは、2年2組の清野先生(算数)と、4年1組の佐藤先生(総合)です。この日に至るまで、下学年部と上学年部に分かれて、指導案検討を重ねてきました。子どもたちが先の見えない時代を生き抜けるように、そして「主体的・対話的で深い学び」の具現化を目指して、「学習課題・見通し・自力解決・情報の共有・まとめ・振り返り」までの学習過程について吟味してきました。子どもたちも緊張した面持ちでしたが、課題を自分ごととして捉え、素直に考えを述べ、人の話に耳を傾け、集中して取り組んでいました。参観された先生方と指導者の先生方から、たくさんの賞賛の言葉と、さらに魅力的な授業にするための具体的な方策をご教授いただきました。誠にありがとうございました。

 今週は6年生があいさつ運動を頑張っています。これまで2・3・5年生が、学年なりのやり方で取り組んでくれました。それを見てきた6年生です。さらに工夫できないかと考えてくれたのでしょう。「玄関内にずらっと全員が並ぶ必要はあるのか」「朝だけやればいいのか」という問題意識を持ったのだと思います。6年生は、朝、全校児童が通過するポイントを選び、外のバス停付近、玄関前(外)、中央階段前、他の階段付近などに、6人くらいのグループに分かれて、のぼり旗や垂れ幕を持ってあいさつ運動を展開しています。また昼休みには、音楽が流れる間、すれ違う人と「ハイタッチ」をする運動も行っています。それぞれの学年が主体性をもって、自分たちが考えた取組を実践し、振り返りをしながら、人間関係づくりを学ぶことができています。

 来月、縦割り班での「スマイルウォーク」を行います。昨年度は「南公園」が目的地でした。このコースは日陰がないので、直射日光を浴びながら、単調な一本道を全校で行進する形になり、精神的に非常にタフさが求められます。そこで今年度は、次のようなねらいを加えました。「城下町村松の特徴を知ろう」です。目的地を「城跡公園」に変更し、村松地区の旧町名看板を巡り、仲間と協力してクイズに答えながら歩く「ウォークラリー」形式にしました。城跡公園では班ごとにお弁当を食べたり遊んだりする計画です。歩くコースについては、6年生のタブレット内に動画があり、それと地図を見ながら、みんなで助け合って歩くことになります。今朝は、縦割り班ごとに集まって、「班のめあて」「班の遊び」「係分担」「並び順」などを決めました。遊びは「かくれんぼ」や「だるまさんが転んだ」が多いようです。先週、職員でコースの下見をしましたが、クネクネしておもいしろい道です。さすが城下町です。車に気を付けて、迷子にならず、助け合ってゴールする姿を期待しています。

 今週は2年生が「あいさつ運動」に取り組んでいます。のぼり旗を持ったり、はち巻きをしたりして、毎朝、児童玄関で全校児童を出迎えます。バス通学の子どもも、教室に荷物を置くと、すぐに駆けつけて加わります。明るく元気で大きな「おはようございます」の声が廊下だけでなく玄関外にまで響いています。全校児童が到着したので終わりかと思うと、今度は2階に上がり、全ての教室前で「○○年生のみなさん、おはようございます」と挨拶して回っています。今日までの自分の取組を振り返って、来週からのあいさつに活かして欲しいです。

 今年も、授業中の教室に不審者が侵入したという想定で避難訓練を行いました。昨年度との変更点は、隣接学級児童の避難の仕方です。昨年は、廊下に面する扉を閉め施錠し、不審者の進入を阻止して、落ち着いてから避難させました。しかし「施錠しても不審者が簡単に蹴破って進入できてしまう」という弱点があるため、今年は隣接学級児童も急いで避難させ、不審者が進入したクラスには学級担任を含めた大勢の職員が応援に入る体制にしました。今日は、6年1組にスクールガードリーダーの方が不審者役として侵入しましたが、担任が果敢に対峙し、子どもたちは急いで階下に向かって職員室に情報を伝えてくれました。そのおかげで全校の避難も、不審者の制圧も短時間でできました。スクールガードリーダーさんからは、登下校中に不審者にランドセルを捕まれた時と腕を捕まれた時の適切な逃げ方、そして「いかのおすし」だけでなく、「距離をとる」「後ろに気を付ける」「早めに帰る」という基本的な行動についても教えていただきました。災いは忘れた頃にやってくると言われます。来年もさらに改善して訓練を行っていきます。